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Re: ブリッジの選択について

投稿者 長谷川千尋 日時 2004 年 3 月 12 日 22:25:44

回答先: ブリッジの選択について 投稿者 トコロテン 日時 2004 年 3 月 10 日 16:47:41

接着させやすい金属(健康保険適用外)を使用することにより、歯の切削量を減らすブリッジが10数年前時々歯科医向け雑誌に出ていました。

  その後接着剤はかなり進歩しましたので、健康保険の金属でも接着力は得られるのではないか?と私は思います。歯は毎日噛むという衝撃を受けていますから、それに負けないように差し歯でもブリッジでもくっついていてくれる必要があります。全部被せる形態が最も接<触>面積が広いので強固になります。でも接着力が強ければその分削る量をすなわち接<触>面を減らしても大丈夫なことになります。
 厳密に言えば、使う金属によって接着強度が異なるとは思いますが、実際には大差ないのではないか…と思います。個人的意見ですが。
 接着力はともかく、18〜21金の金合金や白金加金などは、天然の歯質と同程度の自然の摩耗を示すので噛み心地が良いとされています。すると脱落しにくいのでその分削る面積を保険の金属より減らせる可能性はあります。
  
 しかし、別の問題があります。
 50歳過ぎの男性の場合、長年歯を使ってきて歯のすり減りが進み、咬合が緊密になってきていることが多いです。どういうことかと言いますと、歯はもともと丸く上下の歯は点と点で噛み合っています。歯の噛む面の溝からスムースに食べ物は抜け歯に強い負担がかからないようになっています。
 しかしだんだん年を取り歯がすり減ると上下の歯は広い面積で接触し食べ物が歯から流れにくくなっています。一回に噛んだときに歯にかかる圧力が大きくなるのです。摩擦力も大きくなります。
 すると、削る量を少なくして入れたブリッジは脱落しやすくなります。
 
 また、歯周病が進行して歯の動揺が少しある場合も、脱落しやすくなります。

以上のようなおそれのある場合は、金属にかかわらず多少もったいなくても全周被せる形態の方が持ちがよいこともあります。

 歯をほとんど削らずに済む方法としては1本だけの部分入れ歯にする方法です。
保険で出来ます。1本だけのインプラントにしても両横の歯を削らずに出来ます。これは自費で多少値が張ります。



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