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すいません。コピーミスしたようです。全文です。

投稿者 長谷川千尋 日時 2004 年 3 月 04 日 20:16:47

回答先: Re: 親知らずの抜歯について 投稿者 月子 日時 2004 年 3 月 04 日 11:28:31

親知らずに限らず、歯は年々位置を変えていきます。歯や顎にかかる力学作用によってです。噛む行為が最も大きい作用と言えますが、舌や唇の力も関係します。また、寝相や頬杖、楽器演奏なども影響因子です。
  歯はもともと噛む面に対して僅かに前方に傾いて生えています。よって、縦に噛んでも前方へ移動するベクトルが発生します。列から少しはみ出ている歯は年齢とともに余計にはみ出てきます。コインを3つ並べて両側から押すと真ん中のコインがはみ出るような感じです。
 同じ作用で綺麗に並んでいる歯も回転してくることもあります。上の前歯は下の歯に突き上げられて前方に出てくることもあります。もともと少し斜めの歯は余計に倒れてきます。歯列のどこかに抜いたままの部分があると奥の歯がどんどん倒れてきます。
 噛む相手がない歯はだんだん飛び出てきます。これは成長ではなく、慣性の法則によります。噛むというのは顎が一定の速度で動いて急に衝突することです。車が急停止すると中の人はつんのめります。これは人はまだそのままの速度で動く力が働いているからです。
 一定の速度で移動していた歯と顎が噛む衝撃で止まっても、相手がいない歯はそのまま移動する力が働きます。ぶつからないので飛び出てく力が繰り返し働くことになりだんだん出てくるのです。
 分かります?
 
 片方ばかりで噛んでいると左右のバランスが崩れ顔つきも変わります。歯軋りがあると余計に歯が押されます。
 うつぶせ寝すると頭の重みで顎や歯が横から押されて形が変わることもあります。
 親知らずは20代前半までかかって成長しますから、その時期は生える力があります。しかし、20代後半以降は成長する力はありません。見かけ上生えてくることはありますが、それは歯や顎にかかる力学作用によると思います。

 歯周病があると骨が減りますから余計に歯が移動しやすくなります。
 
 歯の位置が変わり頬を噛むようになったりもするわけです。



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