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Re: 虫歯治療は麻酔を使うのですか?

投稿者 長谷川 千尋 日時 1999 年 12 月 08 日 09:34:41

回答先: 虫歯治療は麻酔を使うのですか? 投稿者 keiko 日時 1999 年 12 月 03 日 13:20:01

>>授乳中なので痛み止めが飲めないせいもありますが
>>とても辛かったです。

 考え方の違いかもしれませんが、授乳中でしたら飲んでもいいのでは
ないかと私は思います。母乳中にも確かに移行はするでしょうが、妊娠
中と比べれば赤ちゃんへの危険はさらに少ないと思います。
 私は必要な場合処方して飲んでくださいと言っています。
 
 乳児でも風邪をひいて小児科へいけば薬はでます。母乳から移行する
微量のものと比べたら一体何倍?何千倍?でしょうか。
 風邪薬にも鎮痛薬と同じような成分が入っています。「解熱鎮痛薬」
というくらいですから。
 新生児でなければ、短期間であれば授乳を止めなくて良い…という意
見が多いです。念のためネットでいくつか検索して確認しました。
 
 薬の成分は微量でもお乳は大量に飲むからやはり気をつけて…という
意見もあるにはありました。
 薬は服用後1〜2時間後は、一時的にぴょんと、効くための十分な量
の数倍の血中濃度になります。その後緩やかに減っていき8時間ほどで
効く濃度を割り込みます。1日3回飲むのはこのためです。
 よって授乳の時間が、この濃い血中濃度の時間を避けるようにすれば
良いわけです。

 どうしても心配なら、飲む前に母乳を絞って取っておき(冷凍)薬を
飲んでいるときだけそれを飲ませるかです。2週間もでなく3日から5
日ですむと思います。あるいはその間ミルクにするかです。ただ、数日
でも吸わせないと出なくなることがあるらしいので注意がいります。

 鎮痛剤より重要なのが、抜歯や排膿の場合の抗菌薬(抗生物質)です。
 不妊治療の際の人工授精の時、抗菌薬が処方されます。子宮に感染し
たら困るからです。受精時にさえ投与されるのです。もう五体満足で生
まれた赤ちゃんには、鎮痛剤よりさらに危険度が少ないということです。

 実際出すときは、鎮痛剤はなるだけ古くから使われていて障害の記録
のほとんどないもの、抗菌薬はあまり古いと耐性菌で効きませんので、
最新ではないがある程度の期間使用されて障害のないものを選択してい
ます。

 痛くて体調が優れない状態の母乳を2週間も飲ますのもどうかと思い
ます。
 
>>注射のせいで治療後も痛むのでしょうか?

何度も注射すれば、刺入点から感染しますし、ぷすぷす刺すわけです
から歯茎も坐滅されます。痛みもあり得ます。
 下の奥歯は骨が厚く、確かに効きにくいです。
 体質として、効きにくいということもあり得ます。
 
 対策としては、まだ2年くらい前だと思いますが、通常の針よりさら
に2回り細い針が開発されました。歯茎の表面でなく、歯根膜という歯
と骨の間の隙間にうつとまず効かないことはない…と私は思います。
 歯科医が針さえ買えばすぐ利用できます。
 
 特別な器材が要りますが、針のない麻酔注射とか(ほとんど普及して
いない)、笑気吸入鎮静法の併用(ないことはないが普及は少ない)と
か、エイクレスという特殊な減痛のための機械(あまり知られていない)
等を併用すると、痛み、不安が軽減ないしなくなります。
 笑気ガスは吸入中は、ほわんとした心地になり痛み刺激に鈍くなりま
す。吸入を止めると5分くらいですぐ身体から成分が抜けてしまうので
安心です。

 以上のような工夫を凝らすと良いですが、普通の麻酔のみでも、日を
替えると良く効くこともあります。
 一旦効きにくいと追加してもなぜか効かない…ということが起きます。
 効きにくい場合はその日は止めるというのも一つの手です。
 せっかく来たのに…と思うでしょうが。

                    ∞健康な歯で幸せも噛みしめて∞
                       はせがわ歯科医院
                        長谷川 千尋♂
                    愛知県海部郡甚目寺町森下田室58-1
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