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Re: 長期の神経治療中です

投稿者 長谷川千尋 日時 2003 年 1 月 08 日 01:15:32

回答先: 長期の神経治療中です 投稿者 あさひ 日時 2003 年 1 月 05 日 00:46:45

前にも質問云々…とありますが、12月に「鹿児島」のあさひさん…ではないのでしょうか?
 抗生剤は、いつでもどんな菌にも効くのではありません。
 私たちの身体には、腸内細菌、皮膚常在菌、口腔鼻咽喉常在菌、膣常在菌とともに暮らしていますが、どんなに抗生剤を飲んでも決して菌はいなくなりません。
 虫歯も、歯周病も口腔常在菌の感染によるものですが、抗生剤では駆逐できません。
 しかし、一過性に過大に進入した場合には、それを駆逐するために奏功します。
 神経の治療の場合も、一次的に歯の周囲の歯根膜や歯槽骨歯茎に菌が広がった場合に早く引かせるためには必要です。
 実際の症状としてはその歯の周囲が腫れて痛んだり、歯が浮いて噛むと強く痛んだりしているような場合は、数日抗生剤が必要になります。
 しかし局所に慢性的にある場合はなかなか(ほとんど)効きません。

 サワシリンはペニシリン系の抗生剤で、今もよく効きます。風邪はほとんどはウィルスによるもので抗生剤は効きません。抗生剤は主に細菌に対するものなのです。
 しかし、実際にはやや重い風邪の時に処方されます。免疫力の低下により常在菌の混合感染が起きたりすることもあるからです。

 現在はごく局所に慢性的に炎症があることが推測されます。このような場合は、僅かに菌がいて微妙な痛みが消えない場合もありますし、除去した神経の断端が敏感なままになってしまう場合もあるようです。
 対応としては、長く効く薬を詰めてしばらく触らず様子を見たり、やっぱり根気よく消毒を続けたり、時に諦めて抜歯してしまうこともあり得ます。
 医院によっては、ハードレーザーで焼いたり、手術的治療をしたり、独自の薬を根管に詰めたり、根の先に通電したり…難治性の根管治療はどの先生も苦慮されていろいろ方法を試されているようです。


  


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