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Re: 歯根のう胞

投稿者 長谷川 千尋 日時 1999 年 9 月 28 日 09:47:14

回答先: 歯根のう胞 投稿者 達哉 日時 1999 年 9 月 17 日 00:03:29

 嚢胞は、綺麗に剥離できる場合もあれば、破れてしまい、出血がある
なか、かなり丁寧にひっかいて除去したはずでも一部わずかに残ってし
まうことがあります。そこから再発するわけです。
 上顎は中心部は太い神経が来ており、多分嚢胞が比較的大きかったの
でしょう。一時的にしびれ感がでることは十分考えられます。

 歯根嚢胞はもともと歯の根の中の菌の持続感染から出来てくるので、
悪化した際というのは菌の活動が活発になった、すなわち自身の抵抗力
が低下しているときということです。
 ひとまずは抗生剤の服用ということになるでしょう。
 
 とにかく、そのまま放置しても治りませんので再手術ということにな
るでしょう。
 うまく除去できない場合、嚢胞をあえて除去せず嚢胞のある部分を表
面の歯茎と繋げてしまう方法をとるかも知れません。
 この場合、骨が完全に再生せずへこみが残ってしまうのですが、傷が
治れば再び腫れてくることはなくなります。
 嚢胞は「病気」ですが、嚢胞壁は組織学的には必ずしも異常ではなく、
外部に出れば歯茎となります。

 私が上顎の嚢胞手術して再発した際、やむなく大病院の口腔外科に紹
介したとき、そこでは今書いたような処置を選択されました。その後は
2度と腫れませんが、気になることは外からは隠れて見えませんが、唇
をめくると少しへこんでいることです。食べ物が入ると取れにくいとお
っしゃいますが、原因の歯も抜歯せず残すことが出来ましたのでまあよ
しとしてよいでしょう。

 以前の手術がもし、開業医なら、今度は病院の歯科口腔外科を受診さ
れたほうがよいでしょう。

                    ∞健康な歯で幸せも噛みしめて∞
                       はせがわ歯科医院
                        長谷川 千尋♂
                    愛知県海部郡甚目寺町森下田室58-1
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