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Re: 顎関節症 長文

投稿者 長谷川千尋 日時 1999 年 8 月 29 日 23:01:21

回答先: 顎関節症 治療歴10年弱 投稿者 あごみ28歳OL(名古屋) 日時 1999 年 8 月 10 日 15:10:12

 正直申し上げて非常にコメントしにくいご質問です。
 大学病院や口腔外科で治らないことに対してどのようにアドバイスすれば言いか…考えてしまいます。

 ただ、ORTは期待していいのではないでしょうか?
 ORTはまだ、市民権を得た診断ないし治療法ではありませんが、私も取り入れてから5年ほどになりますが、非常に有用と考えています。
 創設者の大村恵明先生は日本よりむしろ海外で有名です。
 
 歯科関連で言えば、機械等では分からない下顎の変位やかみ合わせの異常、あるいは普通の顎関節症の概念にない顎関節部のウィルスや細菌感染、重金属の沈着など見落としている病態を探ることも出来ますので期待していいと思います。ただ、熟練者に診てもらうことが「あごみ」さんには重要でしょう。

 ただ、ORTでも言っていないこととしては、まず噛み癖。片噛みぐせを絶対止めること。顎関節症のかたは(そうでなくてもですが)必ずせず片噛み癖があります。右噛みか左噛みかを確認し、しばらくは使っていないほうばかりで噛むくらいでちょうどいいでしょう。また、噛み締め癖はありませんか?いつも考え込んで食いしばっていては治りません。逆にぽけっと口をあいている状態でもだめです。口は閉じ、歯はかみ合っていなくて舌が上あごに軽く付いた状態に通常なっていることが
大切です。
 睡眠は十分8時間以上とること、そして上向きで寝ることを心がけること。うつぶせは厳禁、布団を抱え込むような態勢もとらないこと。
 頬杖とか、机に突っ伏して寝るとか顎に横から不適当な力がかかることはしないことです。

 軽度の場合は、肩を十分揉み解したらそれだけで治ることもあります。噛み癖を意識しただけで治ることもあります。「あごみ」さんの場合はもちろん軽度ではないでしょうが、習癖の是正はとても大切です。
 肩首の凝りはよく揉み解してください。
 顎関節症で来院された場合、うちでは必ず首・肩ときに背中の下のほうまで指圧します。既婚のかたの場合はご主人に愛情をこめて家でも行なってもらいます(不思議と9割がた女性なのです)。

 あるいは、鍼灸、整体にかかるのも一方法です。
 顎関節に関わるつぼに灸頭鍼をすると結構効果があります。
 頚椎のアジャストを行うとスプリントその他の方法で効果がなかった
ものが急に改善したこともあります。

 とにかく、ORTを行うような先生はかなり勉強していると思いますので今はその先生の指示に従ってください。

              ☆健康な歯でしあわせも噛みしめて☆
                    はせがわ歯科医院
                    長谷川 千尋
                    ec2530@ecall.co.jp
             http://www2.ecall.co.jp/dental.html
             愛知県海部郡甚目寺町大字森字下田室58-1
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