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長文です

投稿者 長谷川千尋 日時 2002 年 3 月 19 日 00:41:01

回答先: Re: その後の経過とまた質問です。 投稿者 ゆか 日時 2002 年 3 月 12 日 16:12:50

済みません、見落としていました。
再質問は上の方に書いていただいた方が良いです。

>>それと、実家に帰省中に以前から通っていた歯科に行って相談してみたのですが薬を残っているとレントゲンに写るとのことでとってもらったのですが残っておらず、見解としては「最初は薬が神経を圧迫して始まったがその後は心身症もしびれをより感じる原因になってるのでは?」と言われました。
この見解は妥当な線であると思います。
 
 ただ、よく分からないのは、ちょっと薬を入れただけで10分後に下唇が痺れ…といのがどうしてか分かりません。仮に少しはみ出してもすぐ下唇が痺れるのが理由付けが出来ません。
 しかし、現実には起きてしまったのですから、人の身体というのは予期せぬ反応が時として起きるものだ…としか言いようがありません。薬が原因…だったかも知れないし、或いは体調が悪いなど何らかの下地があって薬が引き金になったのかも知れません。
 全然違うことですが、ある患者さんが当院で歯石除去した日に高熱が出て入院し、血液検査したら敗血症になっていて命が危ない…と言われたことがあったらしいです(こんなこと書くと、私は実名で書いているので患者さんが来なくなってしまうかも知れませんが)。よほど何か全身的に免疫力低下があるような病気の人でない限り、歯石除去くらいで敗血症なんて考えられません。よくよく聞いてみると虫垂炎(盲腸)になっていたらしく、それがおおもとのようですが、歯石除去も歯周病がややひどい人は出血もするので、敗血症の助長要因となってしまったのかも知れません。でも盲腸くらいでいきなり敗血症にはならないはず(よほどずっと我慢していれば別ですが、その方は元気に通院していたのです)で、起きてしまったことですが、普通に考えると起きるはずのないことです。

 カルバマゼピンは化膿止めではありません。一緒に他の化膿止めがあったのかどうか知りませんが、てんかんや三叉神経痛の治療薬です。ネットで検索するとすぐ出てきます。
 典型的な症状でなくても、治療的診断と言って、効果があったので病名が確定出来る…ということもあります。残念ながら副作用だけで終わってしまったようですが。
 神経のビタミン剤というのは、メコバラミン(ビタミンB12)だと思います。麻痺した時にすぐ出す薬です。麻痺じゃなくてはっきりしない違和感でも効くこともあります。更年期の口の異常感の方に出してすぐ効いたこともあります。私は以前右手が一部麻痺したことがあります(歯医者生命が終わりかと思いました)が、自分ですぐ飲みましたし、整形外科を受診した時に出た薬も同じでした。幸い1ヶ月半くらいで戻りました。
 もっと続けて飲んでも良いのではないか?と思いますが。サプリメントでもあると思います。

 4番目の歯ですが、「普通に」考えるとやはりその歯は関係ないように思います。痺れる結果となった歯なら別ですが。
 でも、はっきりとこうすれば治るという手順がないままに何とか手探りで治療していこう…という状態なわけです、今は。
 可能性が低くても試しに治療しても良いかも…という気はします。
 偉そうに相談をずっと続けていると、一介の開業医には手に余るような難しい患者さんが時々当院にいらっしゃいます。仕方ないので、患者さんの訴えられる症状や考えを頼りに治療してみると、瓢箪から駒…と言いますか、何故か治る…ということも体験しました。
 麻痺ではなく三叉神経痛の方でしたが、この歯を触ると和らぐ、と指さされた歯は全然関係ないように思われましたが、試しに麻酔してみたら、麻酔が覚めてからも顎全体に響いていた痛みが軽くなってしまったのです。
 他にも言うとおりにしたらなぜか治った…と言うことはありました。

 むろん、やっぱり駄目だったことも多いですが。

 >>先日何気なく又やってみたら冷たさがあまり変化せずに感じることが出来ました。
ひょっとすると少し回復しているのかも知れません。温めたりマッサージしてはいかがでしょうか?麻痺した神経の治療はどんなものでも主に局部の血行をよくすることを目的にしています。温めれば血行は良くなります。

 下顎の神経麻痺は、一歯科医としては滅多に遭いませんが、全国には7万軒の歯科医療機関があります。ここでも今まで何度か麻痺の質問がありました。多くは、一過性で自然治癒すると思われます。しかし、その場合は数ヶ月から1〜2年のように思います。それ以上ですと「通常は」困難になってきます。
 昨年福岡で歯科東洋医学会があった折りに、鍼(はり)やツボ通電で麻痺を治療した例という発表がいくつかありました。中でも何年も駄目だった麻痺を治した新頭鍼療法という方法はとても魅力的でした。本部は宮崎ですが、埼玉にも出来る歯科医がいらっしゃるようです。
 http://www6.ocn.ne.jp/~fujiioy/
 また、坂戸市の明海大歯学部でも出来るらしいです。
 また、明徳会福岡歯科http://www.418.co.jp/fukuoka/でも、麻痺の東洋医学的治療をされています。

 ただ、いろいろ検査されていても痺れその物の治療はあまりされていないように見受けます。妊婦そして授乳中という状況でやむを得なかったのかな?と思いますが、すぐ改善がなくてぱっと止めてしまった感じです。カルバマゼピンはともかく、メコバラミンはもともとビタミンですから、過量にさえならなければもっと飲んでも良いのでは?と言う気はします。
 他にもATP製剤とか、ネオスチグミンとかありますが、そのあたりは今後口腔外科の先生が考えられると思います。



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