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Re: 過剰歯と親不知

投稿者 長谷川千尋 日時 2002 年 3 月 17 日 00:30:00

回答先: 過剰歯と親不知 投稿者 えりぞう 日時 2002 年 3 月 14 日 16:11:19


親知らずが1カ所に2本あるような感じですね、きっと。とても珍しいと思います。16年間で、3〜4人しか見たことがありません。
 過剰歯以外に親知らずも抜歯、という判断になったと言うことは、上下うまく噛み合っていないのではないか?と思います。レントゲンでは平面にしか写らないので、レントゲンで揃っていても、実際にきちんと生えているとは限りません。
 過剰歯がある部分の親知らずを抜歯すると、下の親知らずが噛み合う相手がなくなり、出っ張ってくる可能性があります。すると、下顎の動きが制限され肩が凝ったり、上の7番目の歯に過大に当たって歯周病を助長したりする場合もあります。よって、右の下も抜歯した方が良くなります。
 抜歯の理由はいろいろあります。詳しくは、
 http://www.dental-mate.com/
の中のデンタルリソース(歯に対する悩みが解決コーナー)の親知らずシリーズをご覧下さい。私がQ&Aを書いています。

 歯科医としては、今後親知らずがあることにより患者さんに不利益が起きる可能性があるとと診断した場合、抜歯を勧めることは当然です。
 しかし、実際に抜くかどうかはご自身の意思で決定すれば良いと思います。ガンの治療のような命に関わることでさえ、手術は嫌だ、抗ガン剤は嫌だ、と言えばその方の意思は尊重されます。

 抜歯によって歯並びに影響が出るとか、踏ん張りが利かなくなるということはありません。
 抜歯した直後は7番歯が一過性の動揺を来すことはあります。しかし、傷が治ればすぐ戻ります。抜歯後の穴には骨が添加されていきますので、弱くなることはないと思います。

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