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Re: インプラントかブリッジか?(その後)

投稿者 長谷川千尋 日時 2002 年 3 月 07 日 21:30:32

回答先: Re: インプラントかブリッジか?(その後) 投稿者 メバル 日時 2002 年 3 月 04 日 13:53:04

患者さんの口の状態を良くしたい、という思いはどんな歯科医も同じだと思います。しかし、どういう状態が最もいいか?という問題については、結構考え方の相違があります。科学である医学ではありますが、ゴールをどうするかについては主義主張が関わります。歯科医の主義主張もありますし、患者さんの思い、材料の制限、経済的理由その他諸々により、掛かる医院によって結果は異なってくるでしょう。

自分の主義主張の治療をするに当たって、どんなに説明しても全ての人には受け入れては頂けないでしょう。とくに自費が絡むとそうなります。自分はいい材料を使用した歯科医療をしたい、と言う場合、自分の意見と異なる患者さんが離れていってもやむを得ない、自分の方針を続けるにはときに強く言う…場合はあるでしょう。
 また、治療内容そのものだけでなく、性格の相性というものもあるでしょう。何でもぱっぱっと物事を決められる人は悶々と悩むことに対して、理解がありません。
 何で私がしっかりこうすべきだ、と言っているのにあーだこーだと分からんことを言う人だ…と思ったかも知れません。

 インフォームドコンセントが大切ということが繰り返し言われます。でも、治療内容については、余り患者さんの要望に「迎合」すべきではないとも言います。抜歯云々にたいして、私なら残すだろう…でもこの先生の方針なら抜歯することもさもありなん…と同業だから分かることでも、患者さんにはやはり分かりにくくてもそれが当然と思います。
 患者さんが「こうしたい」と言うことに対して、制限があっても出来るのなら私はそうしてあげます。予後が良くない可能性があれば、それについて説明しカルテに書いておきます。ひょっとして早く駄目になってもそれは言ったとおりでしょ、と言うことが出来ます。そこで初めて抜くべき…と言われたことが患者さんも納得でき、その後の信頼になる…と思っています。
 そういう意味では「迎合」も良いかな?と思います。
 また、歯が削られる、抜いてなくなることに対して、患者さんの気持ち、ということについてやや歯科医は考えが足りない面があるようにも感じます。合理性だけでは済まない部分も考慮するべきではないか?と最近思います。

 自分の治療に理解がない患者さんは離れていっても構わない…という気持ちが自費治療が多い先生にはある、と書きました。そうすることで理解者で固めて経営を安定させます。しかし、その一方で、不満を持つ患者さんをたくさん作り出している可能性もあります。
 
  状況説明と直接関係ない話になりましたが、以上のようなことではないか?と思うのです。
 私はそう考えましたが、違う先生は違う回答かも知れません。
 
  他院へ行ってもいいと思いますよ。


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