トップへ お医者さん辞典トップへ
戻る

Re: 歯の痛み

投稿者 長谷川千尋 日時 2002 年 2 月 11 日 23:47:25

回答先: 歯の痛み 投稿者 よしこ 日時 2002 年 2 月 06 日 18:34:46


痛い、とご本人が言われても、明確に異常が見受けられない場合はたまにあります。その場合は知覚過敏としての治療をひとまずすることになります。原因としては、歯茎が少し下がって歯の根の表面が出ていたり、噛みしめなどによる負担過大で歯の中の神経が敏感になるものです。
 噛み合わせが悪い場合の感覚としては、噛むと痛いとか違和感があるくらいで、歯科医が見て歯の摩耗が強いとか上下が緊密に噛みあっているような場合にその歯への力の負担が大きいと思われる場合には、噛み合わせが悪い、という表現をするかも知れません。
 ちょっとだけ歯を丸めると感覚が鈍くなってくることもあります。

 今回は、まだその結果は出ていないようです。何日か経ちましたから、今落ち着いていたらそれで良いのですが、まだの場合は次の手を考えないといけません。とにかく他に原因が考えられない場合は、薬物塗布とか、ソフトレーザーの照射などより神経が鈍くなることを期待します。或いはもう少しだけ噛み合わせの強うところを僅かに落とすこともあります。

 症状のある部位に、以前に詰めた金属や樹脂がある場合、レントゲンではっきりしなくても取れかかっている場合や詰め物の下にうっすらと虫歯がある場合もあります。その場合に噛んでいたいとか凍みて痛い感覚もあります。よって、虫歯が確認できなくても、症状が持続する場合は詰め直しをすると良いこともあります。

 年齢が書いてないですが、親知らずが生えてくる辺りの年齢の場合は、親知らずの萌出による圧迫で奥歯が少し痛い場合もあります。

 ストレスや疲れによる体調低下によって歯の痛みがあることもあります。風邪を引いている間痛くて、風邪が治ってきたら歯も治った…という場合もありました。

 上の歯の場合、副鼻腔(鼻から通じる鼻の横の空洞。上顎の副鼻腔は上顎洞という)の炎症により歯が痛いということもあります。鼻が詰まっているとか、風邪気味の場合、耳鼻科を受診して確認した方が良いです。

 辛いものを食べすぎたりとか、胃の具合が悪い場合に上顎の歯の痛みが出ることもあります。上顎の歯は東洋医学で言うところの足陽明胃経に属しており胃腸と関連があります。

 頭頸部の筋肉の凝りが強い場合に、関連痛として歯の痛みが出ることもあります。

 激しいスポーツや力仕事をするような方でいつも歯を食いしばる場合に歯が噛みしめの力により割れてしまう場合があります。多くは男性で中年以降にたまに見られます。完全に割れる前に亀裂があってもまだ僅かで見えない場合に痛みはすでに出ます。

 何も歯の異常がなくて痛い場合をいろいろ書きましたが、歯周病がひどくても歯の痛みは出ます。ただ、その場合は指摘されると思うので、言われていなければ違うでしょう。

 知覚過敏でも痛みが激しくなった場合は神経を取ることもあります。痛みがそれほどでなく、原因がはっきりしない場合は、すぐ神経を取るよりは様子を見た方が良いです。





歯の診察室Q&Aトップへお医者さん辞典トップへ
Copyright(C) since 1998 MyKomon Project All Rights Reserved.