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Re: 親知らず

投稿者 長谷川千尋 日時 2002 年 1 月 31 日 13:47:02

回答先: 親知らず 投稿者 toyo 日時 2002 年 1 月 28 日 14:42:44


 まず、よく寝ることです。いつも書いていますが。眠れなくても寝ましょう。昔は医者が近くになかったり医療保険も無かったりして病気しても寝て治したことが多かったはずです。今は、医者もすぐいけるし薬局もあるし、治らなくても薬で症状だけ楽に出来るので、薬は飲んででも生活はそのままで治らん治らん…と言っている場合があります。toyoさんは違うかも知れませんが。
 抜歯したと言うことは、言い換えれば怪我をしたのです。最大の薬は自分の免疫力ですから、よく寝て体を休めることが大切です。普段8時間、今のような体調のときは10時間くらい横になる必要があります。もし、5〜6時間の睡眠の場合は、早く治ろうというのが無理というものです。

 さて、そうは言っても必ずしも寝ていれば治るとも言えません。
 上顎と下顎の場合、上顎の親知らずの抜歯は比較的痛まずに済み、下の場合に痛みが強いことが多いです。これは、下が比較的抜きにくく傷が大きくなることや骨が厚く上顎より血行が少ない…などの解剖学的理由もあります。
 そして抜歯窩治癒不全(ドライソケット)になることもあり、必ずしも抗菌薬・鎮痛薬の服用だけで引いていくとは限りません。ドライソケットとは骨が血餅で覆われず露出したままになる状態で、歯科医による処置が必要です。
 どんな抗菌薬も100%どの菌にも効くわけではありません。クラビットで今ひとつなら他の抗菌薬に変更することも必要です。ロキソニンはよく使われる鎮痛薬です。痛みが強い場合は、多めに飲んでも大丈夫です。あるいは他の鎮痛薬に変える手だてもあります。

 腫れているとよく冷やせ…と言われますが、冷やすことはしないで下さい。菌が奥に行ってしまいます。冷やすとしたらごく初期だけです。
 
 親知らずについては、他のサイトですが
http://www.dental-mate.com/
 のなかの「歯に対する悩みが解決」のコーナーで私が詳しく書いていますので参考にして下さい。

 抜歯には体調を整えて臨むことが肝腎です。


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