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Re: ハードレーザー

投稿者 長谷川 千尋 日時 2013 年 5 月 06 日 23:19:51

回答先: ハードレーザー 投稿者 よこ 日時 2013 年 5 月 02 日 22:58:50

 歯科、レーザー、種類 と入れて検索するといろいろ出てきます。
 WIKIにも歯科用レーザーの項目があります。
 しかし、読み込んでもなかなか分かりにくいですね。
 
 最初レーザーが歯科用に応用されたときには、知覚過敏の抑制などが主でした。そのときソフトレーザーと呼んでいました。その後、粘膜の切開や色素沈着除去などに使えるレーザーが出てきて、ソフトに対してハードレーザーと呼ぶようになりました。
 他分野でどの様に使い分けているのか分かりませんが、今はレーザーというと所謂ハードレーザーのことです。出力を絞ればソフトでも使用できます。
 炭酸ガス、半導体、ネオジム、エルビウムなど、何でレーザー光を出すかにより、性質に違いがあります。
 エルビウムヤグレーザーは歯の切削が出来ます。
 しかし、初期の虫歯を時間をかけて切削する程度です。
 普通の切削具で何秒かで済む程度のものでも数分かかったりします。
 麻酔なしで済むということについては、初期の虫歯だから無くてもよいのであって、麻酔が必須のような大きな虫歯に麻酔なしで出来る…ということにはなりません。
 保険適用になっている機種はありますが、効率的には非常に悪く、機械そのものも高価なのでまだまだこれからの機械でしょう。

 粘膜に対しては、レーザーは効果的です。どの種類のものでも止血効果はあります。
 抜歯後の止血については、止血がしにくいような場合には効果を期待して使用することがあります。
ただ、抜歯した後は骨が露出していたりするので、骨に直接当たって焼けてしまうと治癒が遅れてしまうことにもなります。
 よって、何でもレーザーで治癒促進ということでもありません。
 止血そのものに使用すると言うよりも、手術で使ったときに術後持続出血が少なくて済むので便利…という意味合いの方が大きいと私は思います。
 小帯切除、粘液嚢胞切除、口内炎などにはメスと比べるとなかなか有用です。 
 ただ、
 レーザーの紹介をしているサイトの説明を見たときに、一般の方が夢のような機械に思えるような想像をしそうですが、実際はギャップがあると思います。



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