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Re: 歯の伸び

投稿者 長谷川千尋 日時 2012 年 7 月 01 日 11:24:50

回答先: Re: 歯の伸び 投稿者 ゆま 日時 2012 年 6 月 30 日 22:43:44

>>歯が伸びると言う事の意味がイマイチ分からないです。

なるほど。
 歯は毎日噛むという仕事をしているわけですが、普通に噛んでも10〜15kgの力がかかります。一定の速度を持って衝撃力を受けているのです。噛みあう歯は衝撃を受けて止まりますが、噛みあっていない歯は慣性の法則が働きそのままの速度で進もうとするのです。
 歯と骨は一体ではなくて歯根膜という軟組織でくっついています。
 なので離れる物理的力が働くのです。
 急ブレーキを掛ければ体がつんのめります。
 机をどんと叩けば軽いものは跳び上がります。
 そのような力で長い間に「伸びて」来るのです。歯そのものの長さは変わらず出っ張ってきます。
 周辺の骨にも慣性の法則は働くので、歯の近在の骨ごと伸びてくることもあります。

>>それだと根元に自分の白い歯が出てきてもおかしくないですね。

クラウンは基本的には歯ぐきの0.5mm〜1mm下に縁を設定することになっています。
なので少し骨から出っ張ってもすぐ歯質が露わになるとは限りません。また、歯垢があると歯ぐきが慢性的にはれぼったくなっていて、隠していることもあります。
それプラス、前段で書きましたように、骨ごと伸びてくることもあります。

 その伸びた歯は、側の歯より飛び出ているわけですから、全体の歯型の噛む面の高さを揃えるとしたら、削り落とさなければなりません。
 一定量以上削るとしたら、歯の中の神経が表面に出てしまいますから、神経を先に取る必要があります。

そして、側の歯と噛む面を揃えるのは何のためか?ということに繋がります。
もし、伸びた歯に虫歯があるのでなくて、その歯をそのまま放置するとしたら何もしなくても良いことになります。
削り取る必要があるのは、下の欠損部にも歯を入れるためではないかということです。
そうなると最初の回答に繋がります。

 

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