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Re: 歯の成分

投稿者 伊藤裕章 日時 2001 年 3 月 12 日 22:45:23

回答先: 歯の成分 投稿者 hitomi 日時 2001 年 3 月 06 日 00:16:32

歯はカルシウム、リン、たんぱく質が主成分でできています。

噛む表面はエナメル質といって、とても硬い組織でできています。ダイヤモンドと同じくらいの硬さなので、何でも噛み砕くことができます。
その1〜2ミリ内側は象牙質といい、エナメル質よりは軟らかい組織です。
さらにその内側には歯髄(しずい)という神経が入っていて、歯が痛むのはこの神経があるせいです。

骨と歯は全く成分も異なりますし、発生学的にも異なったでき方をします。別物なんです。

ですが、歯は骨の中から萌えてきます。上顎と下顎の骨の中に、歯胚(しはい)という歯のたまごのようなものが胎生期から乳児期に作られ、その中で先程の歯髄からの栄養を受けて歯が作られていきます。

15歳ぐらいで、全ての歯が出来上がります。そして、その後その成分はほとんど変化しません。ですから、虫歯になっても自然に治らないのです。

それに比べて、骨は体内の栄養分を蓄えたり放出したりして体のバランスを整える役目を持っているので、ダイエットや老化で栄養がうまく供給されなくなると骨は弱くなりますが、その後栄養が満たされると回復します。

歯は骨と歯根膜(しこんまく)という靭帯でつながっています。このおかげで歯は抜け落ちず、噛む力を骨に伝えています。しかし“歯周病”にかかると、この歯根膜が破壊されるので、歯がぐらついてきます。せっかく虫歯にならないように気を付けていても、歯を支えている部分が病気になってしまって抜けてしまうので、結構恐怖ですよね。

ゆう歯科クリニック
伊藤裕章

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