トップへ お医者さん辞典トップへ
戻る

Re: 根幹治療2

投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 3 月 04 日 00:39:15

回答先: 根幹治療2 投稿者 みちる 日時 2001 年 3 月 01 日 21:27:28

 神経を取った歯の根の中の再治療は結構大変です。以前入っていた、
根の中の密封薬剤を除去しないといけませんし、よく見えるところなら
一挙に機械で削ってしまえる虫歯の部分も手作業で少しずつ削り取って
いくのです。
 その操作中にやむなく歯の根の先を刺激してしまうこともあります。
歯の中の神経は取ってあって感覚がなくなっていても、依然として歯は
歯茎や歯槽骨とつながっているのであり、歯の周りには当然神経がある
わけです。そこを器具で刺激してしまったり、あるいは菌が侵入してい
くと痛みが発生します。
 事前に痛くない歯でも、治療中に痛みが発生することはちょくちょく
あります。痛くもない歯を触られ逆に痛くなったのは治療がまずいので
はないか?と言われないように、私は最初に以上のようなことをなるだ
け話しておくことにしています。
 さて、少々の痛みであれば良いのですが、やや強くなった場合は化膿
を疑い、ひとまず蓋をせず、ガスや膿が排出するように仮詰めをせず引
くのを待ちます。落ち着いたら再び根の治療を続けます。
 痛みが出る場合は、治療の刺激もあれば、その時の体調の加減も考え
られます。
 痛い場合は痛み止めを飲み続けても良いです。抗生剤(化膿止め)は
化膿止めは出ていませんか?抗生剤も飲んだ方が良い…と私は思います
が。
 根管が一本しか見つからない…という場合ですが、根管は彎曲してい
たり、非常に細かったり、枝分かれしていたり…と複雑に歯の根の中に
存在します。どうしても見つからない場合は、浸透性のある薬を貼付し
て様子を見たり、電気泳動の作用を利用して消毒剤を行き渡らせたりし
ます。その後に密封する薬剤で根管充填します。
 また、レントゲンで見えていても、それが病的状態でつながっている
と決まったわけではありません。どこかで閉鎖することもあります。
 あるいは、レントゲンは平らですが、実際は当然容積があり、重なり
合った根が別の根管があるように見えてしまう(が、実際は無い)こと
も考えられます。
 
 とにかく、途中で痛みが出た場合は、やや治療が長引くことはありま

歯の診察室Q&Aトップへお医者さん辞典トップへ
Copyright(C) since 1998 MyKomon Project All Rights Reserved.