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Re: どうして治らない?(2)続き

投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 2 月 25 日 01:38:18

回答先: どうして治らない?(2)続き 投稿者 あすか 日時 2001 年 2 月 20 日 09:57:21

まず、治らない歯については、少し触らず様子をみてもいいと思います。
仮歯のままにして置いてみてはどうでしょう?前回も書きましたが、難治性
の根管になってしまっています。繰り返しの根の治療で効果がなくば、ひと
まずそのまま仮の歯で様子をみるのも一方法です。

 また、先にも書いた部分もありますが、背筋を伸ばし、顎を引き、食いし
ばりをせず、左右両方でないし普段あまり噛まない側でよく噛むようにする
ことも心がけてください。シュガーレスガムを1〜2時間噛んでいると身体
の免疫力が賦活します。いつもあまり噛まない側で噛むのがコツです。
 口呼吸があればそれを止めます。口呼吸は免疫力を落とします。
 あと、一日8時間は連続して寝るようにします。眠れなくても横になって
居るよう心がけます。だいたい治りにくい人やよく腫れるような人は短時間
睡眠の場合が多いです。免疫の要の白血球は骨髄で出来ます。骨休めの足ら
ない人は様々な病気にもなります。

 上記は、免疫力を増すために書きましたが、顎のがくがくについても、よ
ほど歯並びがひどいとかで無ければ、片側咀嚼癖が原因のことが多々ありま
す。顔を正面から見て、ぽちゃっとしている方が多くは噛まない方ですから、
そちらでよく噛むようにします。
 また、うつ伏せ寝は厳禁、横向きも出来れば避けたいです。枕なし、ない
し低く柔らかいもので仰向けで寝ます。そうすることにより、治ることが多
いです。やたら歯を削るのは避けた方がよいです。
 ただ、いつも書きますが、診察していないので、ここに書くことが、全く
正しいとは言い切れません。削る必要がある場合もあります。明らかに、そ
の歯を削れば、症状が改善すると思われるか、たとえ改善しなくてもその歯
に虫歯があるとか被せてあるとか削ってもそれほど差しさわりが無いような
状況であるかの場合で、患者さんの了解が得られた場合のみにしています。
 ちょっと出っ張ってきた歯を削ったら肩こりが治るということも時々あり
ます。そのような場合は健全歯でも削っても良いと思います。

 虫歯があれば、それはそれで治すべきです。
 
 習癖を治すだけでがくがくが治ることははっきり言って、多いです。この
理屈は東大医学部口腔科の先生によります。多くの歯科医はまずスプリント
を作りますが、噛み癖を治すことが大切です。

 さて、ホワイトニングより、まず、がくがくを治すことが先決ではないで
しょうか?
 患者さんの方からそれとは別に白くしたいと言い出されたのなら別ですが、
その前の問題がまだなのに、白くしたら、というのもどうか?と思いますが…
 ホワイトニングは、薬剤と光線で白くします。ブリーチングとも言います。
平たく言えば漂白です。漂白は8万と聞くと確かに高いですが、以前は前歯
を白くするにはラミネートベニアと言って薄いセラミックのシェルを張る方
法だけ(健全歯の場合)でしたから、それだと1本がそのくらいですから、6
本行うと50万円になってしまうので、それと比べれば漂白は有用な手段と言
えます。

 しかし、漂白は数ヶ月から1〜2年であと戻りしますから注意が要ります。
事前にそれは伝えておきます。

 仮歯の材料は色があまり揃っていないので、やや黄色いことはあります。
きちんと被せるときに色を合わせればことは足ります。
 前歯は保険でも被せられます。ただし、プラスチックの歯なのでやや持ち
に限界はあります。どう違うかは担当医に聞くか、ここでも何度も書いてい
ますのでQ&Aをご覧ください。

 長谷川千尋


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