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Re: 差し歯と歯茎の腫れ

投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 2 月 17 日 01:30:59

回答先: 差し歯と歯茎の腫れ 投稿者 あお 日時 2001 年 2 月 13 日 20:18:18

  さし歯の治療と関係がないとは言い切れないと思います。しかし、さし歯の治療が悪かったので
腫れてきたのでも無いと思います。今回やり直した時に金属の棒というか、コアと呼んでいますが、
それは取れずに有り、冠だけ作り直したのか、コアも取れていたのか…にも因りますが、深くコアが
入ったままとした場合、それを除去するのは危険であり肉眼的にレントゲン的に異常なければ、そ
のまま冠だけやり直すのが普通の処置と考えます。
 しかし、長年使用してきたさし歯です。上ものだけ取れたとしても、コアの部分も分からないだけで
実際は僅かにすき間が出来てきているという可能性も無きにしも非ずです。細菌は言うまでも無く
非常に小さいものですから、見て分からないような僅かのすき間から感染していき、今回の腫れを
来たしたということもあるわけです。
 よって、さし歯の治療が悪かったわけではないが、今回10年前のさし歯が脱落したということと
歯茎が腫れて来たこととは関係はありうると思われます。長年使用したさし歯が脱落した場合は、
肉眼で分からなくても歯の根に亀裂があることも有ります。

 さて、今後ですが、抗生物質を服用するか、自身の身体を休めて抵抗力が戻ればある程度は
晴れや痛みは引くと思います。しかし、完全には引きません。ある程度落ち着いたら、歯根端切除
手術などをすることとなります。亀裂などない場合は、これで治って行くと思われます。亀裂があとで
分かった場合はその歯は残念ながら抜歯になります。
 手術は歯科医では無理というのは、ニュアンスあるいは修飾語のあるなしによる誤解です。
 歯茎の治療ですから、歯科医が行います。開業医の歯科医では出来ないこともある…というのが
正しい表現と思います。開業医でも手に覚えがあれば出来ます。また、病院などに紹介する場合は
歯科口腔外科になります。歯科口腔外科は歯科の一分野です。
  私は、実際に診ていっている訳ではないので、今書いたことが正しいとは言い切れません。
 ということを一応断って発言しますが、これで良し…と思ったら思わぬ症状があとで発現してきた
ということは、人間の身体のことですから時には起こりうることです。
  状態が悪くなったこと自体は仕方ないとしても、そのあと手術が要るのであれば、しかるべき病
院の口腔外科をきちんとその先生が紹介すべきと考えますが、していただけないのであれば、探し
て早めに受診してください。どこの病院にもある科ではないので注意が要ります。

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