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Re: 治療後と麻酔について

投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 2 月 16 日 13:21:59

回答先: 治療後と麻酔について 投稿者 Kazuy 日時 2001 年 2 月 10 日 03:50:59

まず、1から。
  小さい虫歯の場合はそうでもないのですが、ある程度の大きさ、深さの虫歯
の場合は、虫歯を削り取ると言うこと自体が歯の中の神経を刺激してしまいます。
長い時間削るほど、深く削るほど刺激は大きくなります。よって刺激により神経が
敏感になってしまった状態から元の戻るのに時間がかかるのです。
  あなたがどこかをぶつけたとします。表面上の傷が無くてもそのあたりが少し
赤くなったりして、あるいは内出血したりして元に戻るのに数日かかることもある
と思います。さわればちょっと痛みが続くとしても、これは痛いからこの皮膚を取ら

いといけないとは思わないでしょう?
  歯の中の神経も同じです。暫く痛いからすぐそれは取らないといけないわけでは
ありません。しかし、痛みが強くて治まらない場合は取ることもあります。皮膚の場

は見えるので判断しやすいですが、歯の中は直接外から見えないので、直ぐ判断でき
ないこともあります。加えて金属は温度を伝えやすいので、歯や樹脂だと多少和らげ
られて伝わるものが熱い、冷たいまま神経のそばまで伝わるので凍みるという感覚に
なります。甘いものも酸が発生し、歯茎のそばの歯の表面あたりから刺激して凍みる

とがあります。
 しかし、敏感な状態だからであるので、だんだん感覚が弱くなってきているのであ
れば、
大丈夫ではないかと思います。

2 私は見ていないので、絶対取り残しではないとはいえませんが、歯の表面は白いで
すが、
内部はやや黄色身を帯びています(象牙質)。あるいは、僅かに着色があってもそれが

虫歯とは言えません。程度の問題です。また、最近では僅かの虫歯であれば、薬剤を
置く
ことにより進行しなくできるのです(乳歯の進行止めではない)。それをセメントに混
ぜてセット
する予定の場合でしたら、本当に虫歯だったしても大丈夫です。

3 歯の麻酔は言わずもがな注射です。注射するということは刺し傷を作るというこ
とですから
痛い場合もあります。昔は風邪を引いて内科へ行くと子供はお尻に、ある程度大きく
なると肩に、
すぐ注射を打たれたものです。よく揉んでおかないとしこりになり引くまで硬く痛み
もありました。
今は、風邪ではあまり注射しなくなりましたので、健診の採血以外は歯科での麻酔注
射が、
結構経験する頻度的には高いと思います。
  実際には、歯茎の注射針は筋肉注射や静脈注射の針と比べるとかなり細いので、
注射して
も痛くないことのほうが多いです。しかし、効き難くて麻酔する量、回数が多いと傷
も増えますし、
刺し傷だけでなく、麻酔液が広がっていくことが表面でなく組織の中に傷を作ること
なもなります。
 また、口の中は常在菌が多いですし、特に虫歯が多いと言うことは歯磨きが悪く歯
垢も多く
余計に菌がいるかも知れません。
  以上のような理由で腫れたと思います。麻酔しても腫れない方がいいのですが、
麻酔しないと
痛みで歯が削れないのであれば、やむを得ません。


    ∞長谷川千尋♂♂
   健康な歯で幸せも噛みしめて
    はせがわ歯科医院
 愛知県海部郡甚目寺町森下田室58−1
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