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Re: 伸びてきた歯

投稿者 長谷川千尋 日時 2010 年 12 月 07 日 14:45:46

回答先: 伸びてきた歯 投稿者 南 日時 2010 年 12 月 05 日 22:31:41


噛むという運動は急加速・急ブレーキを繰り返しているのです。
  ある程度の速度であごが動いて、噛み合うときに衝撃とともに止まります。
  
 その際に、噛み合わない歯があれば、そのまま慣性の法則で進もうとするわけです。机の上に軽いものを置いてバン!と叩けばものが飛び上がるのと同じです。実際にはあごにくっついていますから一緒に止まります。
 毎日毎日何年も何万回も繰り返されるうちに飛び出てくるのです。
 クラウンがあろうが何も治療してなかろうが関係ありません。
 それが見かけ上伸びた状態です。歯槽骨も一緒に出てくるとクラウンと歯茎のところの位置関係は変化がないように見えます。

 また、歯はもともとわずかに前方に傾斜しているのです。噛む力の方向に対して傾斜しているためにだんだん前方に動く分力が働いています。
 よって、もともと少しはみ出ている歯は、だんだん列からさらにはみ出てきたり、持ち上がったりします。下の2,3はそういう状況ではないかと思います。
 寝ている枕に厚みがあって横向き寝していると余計に移動しやすくなります。

 伸びたクラウンの歯については、そのままで不自由があるのであれば、削り落として下の歯の治療をすることになります。
 前歯は削るか矯正するかですが、出ているのが気になれば少しだけ削るのが現実的ではないかと思います。
 今以上に変化しないようにするにはマウスピースを作って填めていれば、歯の移動は抑制されると思います。

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