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Re: 被せた歯の痛み

投稿者 長谷川千尋 日時 2008 年 8 月 17 日 21:10:40

回答先: Re: 被せた歯の痛み 投稿者 あゆ 日時 2008 年 8 月 16 日 15:08:00

>>裏打ちの金属に被せる金属は保険の金属でいいという話ですが、その場合は保険が適用できるんのでしょうか。
しばらく仮止めもアリでしょうか。

  1つの治療のために保険と自費を混ぜて行うわけではありませんので、適用できるとおもいます。

>>保険診療の場合、適合があまりよくないようですが、
隙間に歯垢がたまってもくるようなら、歯茎よりも少し上に縁がくるようにしてもらった方がよいでしょうか。それとも歯茎の中にまで入れないのが普通なのでしょうか。

 保険の材料より自費の材料のほうが適合は良いです。
 比べれば、保険より自費の方が優れている、ということですが、保険が良くない、と言うことではありません。
 全国的には保険の材料の方が圧倒的によく使われているのですから。
 自費を勧めるに当たっての説明では、言葉の綾でそういう言い方をすることはあると思いますが。

 但し、今回、全部外して象牙質を露出するとその刺激で神経を取ることになってしまうのが心配だ…ということから、セラミック部分だけ削って、その上から被せて噛み合わせを合わせてみれば?…という提案をしたのですが、このやり方では、適合は甘くなる可能性はあります。
 下の冠の縁を触らない方が良いと思いますから、歯茎の縁より上に境目が来ると思います。

>>裏打ちの金属が見えている部分についてですが、
その部分は表側の山の部分であり、
仮の被せ物の時は薄くはなっていませんでした。
上の舌側の山の部分が長くなっていて、下の谷の部分は薄くなっていたようですが。
しかしセットするときに上の舌側の山をかなり削り、表側の山も少し削ったようですので、普通の考えると低いのが当然だとおもうのですが。。。

  1本の歯でも、そこだけで噛み合っているわけではありません。そこが低くても他の場所が高く当たっていれば、全体として低く感じない場合はあると思います。
  ただ、今回は感覚として低く感じるのですから、その場所も含めて低くなっている可能性はあります。

>>なので3ヶ月近くセットした奥歯ではしっかり噛めてないのですが、このことは歯茎や歯槽骨にも影響がでてくるのでしょうか。

 それは大丈夫だと思います。
 

>>被せる前に歯にフロアーゲルを塗っていたのですが、これは効果があるのでしょうか。フッ素は唾液中のカルシウムを取り込みやすくするのかと思っていたので、塗ってすぐ蓋をしてどこから取り込むのかと。
まさか歯槽骨からとか。

  フッ素は歯の燐酸アパタイトと結合して、虫歯菌の酸に溶かされにくくします。
  乳歯や幼弱永久歯は、歯の表面が成熟していないので、フッ素が浸透しやすく、効果が期待できます。
 生えて来て2〜3年以上経つと唾液のカルシウムが外から歯に沈着するので、フッ素は浸透しにくくなります。なので、新しい歯が生えてくる間の成長期(概ね小学生まで)が歯科医院でフッ素塗布をしてある程度効果があるわけです。それ以降は薄い濃度で頻繁に作用させる方法(家庭用塗布薬やフッ素含有歯磨剤)が効果があります。

  削った後の表面は浸透しやすいと思いますので、歯質強化を期待したものと思います。ただ、被せてしまうので、塗らなくても別に構わないと思います。

  唾液のカルシウムを取り込みやすくするのは、キシリトールです。

>>2回目の相談に言った帰り際にそこの歯科助手の人が
自分も両側の6・7を連結メタルボンドにしてもらっていて、20年ぐらい経つけどなんともない、
私と全く同じ治療をしてます!
と自信満々に言われました。
ビックリです。
おいおい、20年前と全く同じ治療って。。。
あんまりだと思いませんか。

 パソコンや携帯電話の感覚だと、数年で目まぐるしい進歩があるわけです。
 自動車や電化製品でもどんどん進歩はあります。
 
 でも、年数が経っても今だに丈夫で信頼が置ける製品もあると思います。
 20年前の陶器と今の陶器ではほとんど差はないと思います。
 20年前も今も変わらず良く効く薬もたくさんあります。
 
 メタルボンドはそういうものなのです。20年前と同じだから古くて使えないものではないのです。助手の人は丈夫さを表現したかったのだと思います。
 陶材の焼付方法などある程度の材料の改善はされていると思いますけど。
 
 材質のことより、噛み合わせの調整がまずかったのではないと思います。

 あゆさんは他の方より繊細なのです。
 仮に担当歯科医の方はいつもと同様な調整をして、多少の誤差があってもそれは患者さんの許容範囲で問題にならずに済んでいたとしても、人により感受性は変わるのです。
 そういうことを理解して臨む必要があると思います。

 


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