トップへ お医者さん辞典トップへ
戻る

Re: 乳歯治療とX線の利用

投稿者 長谷川千尋 日時 2008 年 3 月 16 日 20:22:42

回答先: 乳歯治療とX線の利用 投稿者 ひろし 日時 2008 年 3 月 15 日 13:23:01


文を追って、回答します。

>>歯科用X線に付いては被曝による弊害とX線撮影により得られるデータの有用性を比較して有用性が高い場合に使用すべきものと判断出来ると思います。

 その通りです。
 が、診断用のエックス線では弊害はありません。
 この文はガンの時の放射線治療の時にむしろ当てはまります。

>>X線が細胞分裂の活発な組織に強く影響し、歯科用X線に付いては1回当り2〜3ミリシーベルトの被曝を受ける事は事実ですから、16704で御紹介頂いた以下の情報から逆算すると歯科用X線を17枚(51ミリシーベルト)撮ると相関がはっきりしないレベルにまで達してしまう事になります。

  1回について3ミリシーベルトはその場所限定の意味です。
 その部分だけに当たっているわけですから、身体全体ではないのです。
実効線量当量では1枚あたり16〜44μSv<マイクロSv>ですから、0.016〜0.044ミリシーベルトになりますので、連続3125回〜1136回分になります。
http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/030080.html
 単位だけぽんと持ってきて比較すると間違えます。

 もし、たった17枚で何か起きる可能性があるとしたら、そんな危ない方法はi許されないでしょう。
 
 また、エックス線が当たって物質に影響が出てもすぐ戻るのです。
 ですから、連続と繰り返し書いているのはそのためで、1+1は2ではなくて、時間が開いたらまた1なのです。

>>私の子供は乳歯の小さな虫歯を治療した所、1年後に詰め物で見えない歯の内部で虫歯が進行して根まで膿み、3ヶ月以上膿が出てその間に15枚以上のX線撮影を行い治療しました。
しかしながら結局抜歯に至りました。
乳歯をそこまでして残す必要があるのか根本的に疑問を持っております。

  時間回数費用をかけて結局抜歯では、その間が全く無駄だった…とつい考えてしまうことについては、気持ちは分かります。
 最初から抜けば良いではないか…と思ってしまうかも知れません。
 乳歯は鈍感で痛みが出にくいですから、全く治療してなくてもいきなり膿んでいる歯で発見する場合もあります。

 子供さんは、いくつでしょうか?

 もし、犬歯以後の歯の場合で、本来の交換時期より前に抜歯してしまうと、その後方の歯が前に移動してきて、永久歯の生えるスペースが減り、歯列不正につながる場合があります。
 ですから、抜歯した場合は、「保隙」を考えないといけません。
 保隙は健康保険外です。
 正常な歯の交換までは乳歯はできるだけ残す必要があります。ですから、膿んだに直ぐ抜歯…と言うわけにはいかないのです。残す治療をする必要があります。

 ただ、その間に15枚の撮影…と書いてありますが、その場所だけでそんなに枚数を撮影する必要はないと思いますが…だの場所にもあちこちあれば1有り得ますが。
 いずれにしても、レントゲンについては心配無用だと思います。

>>子供は胎児ほどではないにしろ細胞分裂が大人よりも盛んですから、乳歯治療にあたっては出来るだけ歯科用X線を避けるべきではないでしょうか。
乳歯は生え変わりますし抜歯してもブリッジ等の手段はある訳ですから影響に未知の部分のあるX線を多用する必要性は乏しいように感じました。

  無闇に撮影する必要はありませんが、無闇に避ける必要もないと思います。

  乳歯はブリッジは出来ません。

  例えば日本国民への集団実効線量とか、未来への影響などについては計算上ガンの発生率何人…と出たとしても、実際そうなのかは未知数ですが、個体については安全だと思います。

 基本的に危険な放射能と、エックス線を同じイメージで見ない方が良いと思いますけど…ひろしさんがそうなのかどうか分かりませんが、心配する方は結構そういう傾向があるのですけども…。

 http://www.rada.or.jp/database/index.html

http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/cgi-bin/namazu.cgi?query=%1B%24B%3Bu%1B%28B&whence=0&max=30&result=normal&sort=score&orgquery=%1B%24B%3Bu%1B%28B

研究者向けなので私たちでも、用語を良く読み解かないと分かりませんが、一応紹介しておきます。


歯の診察室Q&Aトップへお医者さん辞典トップへ
Copyright(C) since 1998 MyKomon Project All Rights Reserved.