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Re: 親知らずと頭痛

投稿者 長谷川千尋 日時 2000 年 11 月 10 日 10:46:59

回答先: 親知らずと頭痛 投稿者 まりむし 日時 2000 年 11 月 06 日 13:40:46

 親不知は不完全な生え方をすることが非常に多く、そのため顎の動き
に邪魔になることがあります。
 上の親不知は場所が少ないと、頬の方を向いて生えます。
 ちょうどそのあたりに下顎の筋突起という出っ張りがあり、顎を動か
すと邪魔になることがあります。ただ、そう実感するわけでなく、無意
識に咀嚼筋が緊張します。筋突起からの筋肉は側頭筋と言って頭蓋骨の
側頭部に頭のてっぺんに近い部分まで広がっています。
 このために偏頭痛が起こる場合もあります。

 が、顎の動きを邪魔する歯の噛み合わせは、親不知以外もいろいろな
場合が考えられ、一概に言えるものではありません。上に書いたのはそ
の1つです。

 下の親不知が出ていなくて、上があっても用をなしていないわけです
から、抜歯しても良いのではないでしょうか?

 親不知は、17、8歳〜23、4歳までかかって完成します。生えて
くるとき(生えてこなくても生えようとして)前方の歯を押すので、一
旦矯正して綺麗になっても、前歯のあたりががたがたしてくる場合があ
ります。
 矯正した場合、あとで親不知を抜くこと、といわれることはあります。
ただ、矯正した方は、すでに4本抜いていることも多く、また抜くの!
と言われるので、強く言わない…こともあるかも知れません。 
 
 そして必ずしも親不知とは言えない部分もあります。
 歯並びが悪かった原因として、一般には、堅いものをあまり噛まなく
なったので顎が小さい…と言われますが、間違ってはいないが言葉足ら
ずであると思っています。歯の植わっている歯槽骨は小さくても、基底
骨の部分は小さくなっていないのです。
 うつ伏せ寝や硬い枕で押しつぶされているとか、口呼吸などで口を動
かす筋肉が弱いことによるものが多いと思います。
 寝相や口呼吸でも歯並びは悪くなるのです。

>>親知らずはぬくべきでしょうか。

 矯正のあるなしに拘わらず、抜いた方が良いように思われます。
 大学病院なら、医学部でも歯科口腔外科があると思いますのでご相談
下さい。


                ∞健康な歯で幸せも噛みしめて∞
                   はせがわ歯科医院
                    長谷川 千尋♂
                愛知県海部郡甚目寺町森下田室58-1
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