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Re: 差し歯にすることの意味

投稿者 長谷川千尋 日時 2007 年 1 月 04 日 23:39:05

回答先: 差し歯にすることの意味 投稿者 えま 日時 2007 年 1 月 03 日 23:14:20

一般に歯の神経と呼んでいるのは歯の中の神経で、専門的には歯髄と言います。神経だけでなく血管などもあります。
 身体のどこかを傷つけて感染した場合、普通そこをえぐり取るようなことはしません。安静にしていればまた治ってきます。これは周囲からの血行が旺盛なので速やかに組織の治癒機転が働くからです。
 しかし歯髄の場合は歯の根の先の非常に細い穴からだけ神経と血管が入っています。周りは硬い歯質で囲まれています。因って虫歯が広がり歯髄に達すると、他の部分のような治癒機転が働かずに血行不良で壊死してしまいます。壊死に至る過程では猛烈な痛みを発します。
 神経に達する虫歯=神経を取る…というのは硬い壁に囲まれた特殊な部分であることに因るのです。

 神経を取ったらその歯は死んだも同然でしょうか?そのように考える人もあるかも知れませんが、そうではない、と私は思います。
 歯の中の神経は無くなっても、依然として歯は周囲の骨や歯茎とくっついています。接合部には神経も血管もあります。ですから、神経が無くなった歯の中から歯の根の先に菌が侵入したり、歯周病が進行したりすると、まだ痛みは出ます。
 ですから死んだ状態ではないと思います。
 強いて死んだ状態…を挙げるとすれば、もう差し歯にも出来ないほど悪くなってしまった状態の時にはそう言っても良いと思います。

 インプラントは一塊のものではなく、歯の根にあたる部分がインプラントで、その上部構造体が差し歯と言えると思います。

>>差し歯にする、もしくは、あえて抜歯してインプラントにすることは
(もちろん、方法としては全く違うことですが)
生体にとっては同じような事でしょうか?

  この質問はちょっと意味を捉えにくいので、答えることが出来ません。


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