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Re: 子供の虫歯治療

投稿者 長谷川千尋 日時 2006 年 1 月 31 日 00:01:33

回答先: 子供の虫歯治療 投稿者 みい 日時 2006 年 1 月 27 日 17:22:23


 乳歯の呼び方ですが、乳歯は真ん中からABCDEで表します。ABとDの治療ということですね。
 方針の違い…ということになりますが、私なら2歳で削る治療はしません。痛みがあれば2歳でも押さえつけて削って治療することは有り得ますが、よほど家庭環境が悪くてほったらかし…の母親ないし祖父母に預けっぱなし…でなければ、2歳で痛くなるような大きな虫歯が出来ることはありません。
  奥歯の溝や上の前歯の間には、初期虫歯を作ってしまうことはたまにはあります。
その場合は、進行止めの薬で良いと思います。サホライドという薬です。虫歯の部分がより黒くなることが見た目には欠点ですが、繰り返し(3ヶ月置きくらい)塗布すれば、後で削る治療がいるとしても本人が成長するまで先延ばしが出来ます。うまくいくと歯の交換まで進行止めでけで持たせられることもあります。

 とにかく大泣きしても何かするとすれば、予防のフッ素塗布と、虫歯になってしまった部分の進行止めの薬の塗布、或いは痛みがある虫歯の治療です。
  乳歯のシーラントもしても良いですが、何とか泣かずに口を開けることが出来るようになってからで良いのではないかと思うのです…とにかく幼少時はやむを得ない場合か、ごく短時間に出来る処置だけにすること…です。

 2歳で泣かずに治療は無理です。健診くらいなら口を開けることが出来る子はいますけど。3歳でもまだ難しいです。でも、繰り返しフッ素や進行止めで来ていると慣れてきておとなしくできる子がぽつぽつ出てきます。私はとにかく許す限り削るのは本人が大きくなってくるのを待ちます。痛くない虫歯を削る場合は5歳以降にしたいですね。定期的に受診して頂き、かつ親御さんも気をつけてもらえば、先延ばしでひどい虫歯になってしまうことはありません。

 今受診している医院の先生は2歳でも詰めるという方針のようですが、それが良くないとかそう言うことではありません。ただ、慣れるためには継続して受診することです。年に2〜3回ずつ以上通っていればいずれ子供さんの情緒的成長とともにどこかで、泣かずに出来るようになる日は来ます。それが3歳なのか5歳かは分かりませんが。



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