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Re: 治療の時の麻酔について

投稿者 長谷川千尋 日時 2000 年 8 月 24 日 09:57:27

回答先: 治療の時の麻酔について 投稿者 原田 日時 2000 年 8 月 17 日 19:38:40

1つには、少し前の「全身麻酔」のところで回答の中で書いた「鎮静
法」を使用すると良いと思います。その文章も参考にしてください。

 しかし、静脈内の場合、一応注射しますから、同様な反応が出ること
も無いとは言えません。
 笑気吸入鎮静法なら、5分ほどで効き、吸入を止めるとすぐ戻るので
安心です。吸入すると、ぼーっとしてきて緊張が取れふわっとした感じ
になります。痛みに対しても鈍くなります。
 うちの場合でしたらまずこれを勧めます。最初は吸うだけにしてみる
とか、脈拍をモニターしながらとか慎重を期して行います。

 しかし、全く無痛には出来ないので、神経を取ったり抜歯したり…と
いう場合は局所麻酔も併用する必要があります。ただし、感覚が鈍くな
っているので注射されたことに気づかないこともあります。
 また、笑気吸入の機材を持っている医院が余りないのも欠点です。

 「エイクレス」という歯に当てて切削時の痛みを軽減する機械もあり
ますが、これも持っている医院はなかなかありません(山梨県にはわりとある)。

 ツボ通電による麻酔というものもあります。鍼灸でいうツボに低周波
刺激すると多少の痛み軽減効果があります。
 うちは色々持っているのですが、これもなかなか普通の医院では無い
でしょう。
 
 他には、ハードレーザーを用いるとか、微小の砂粒で「削る」とかい
ろいろな方法はあります。ただ、やはり機械が高価で普及していないと
か、歯の切削の一部にしか応用できないとか、麻酔も必要であったりし
ます。

 もし小さい虫歯なら、麻酔しないで少しずつ削っていくしかないでし
ょう。
 もし、どうしても麻酔がいる場合は、仕方ないですから万が一のこと
を考えて設備の整った病院内の歯科口腔外科などで治療したほうが良い
でしょう。
 頻脈や動悸は「神経性ショック」か「過換気症候群」かと思いますが
ほとんどは何事もなく元に戻ります。
 安定剤を飲んで、病院の歯科で対応を万全にして貰ってそして局所麻
酔をしてみて、多少どきどきはしても前のような状態にならなければ、
そして何回か大丈夫なことを確認すれば、普通の開業医でも出来るよう
になるのでは?と思います。

 麻酔による「神経性ショック」等は、最初はたまたま発生しても、毎
回ということはありません。当院でも年に1〜2人は発生することがあ
ります。ただ、ほとんどの場合は、どうしても麻酔がいるときは、以前
もちゃんと回復したのだという事実をしっかり認識して貰って、酸素吸
入の装置を側に置いたりして開業医レベルで「安心」を促し、体調の悪
くないときに少しずつそーっと注射するなどして、事なきを得ています。

 また起きるのでは?という不安が発生する下地を作ってしまいます。

 恥ずかしいかも知れませんが、親しい友人、家族、パートナーなどと
一緒に受診して側にいて貰うようにしても良いのではないでしょうか?

 勇気をを出して、どこかを受診してみてください。 


                ∞健康な歯で幸せも噛みしめて∞
                   はせがわ歯科医院
                    長谷川 千尋♂
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