Re: 根管充填


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投稿者 長谷川千尋 日時 2003 年 9 月 26 日 00:35:23

回答先: 根管充填 投稿者 おかけん 日時 2003 年 9 月 22 日 15:07:18


現在の根管治療の方法は、限界もあります。根管は分岐や湾曲、狭窄があり、うまく拡大できないことはあります。はっきりと歯科医師が拡大できないことが分かる場合もあれば、拡大できているつもりで実は分岐している枝が多くあることに気づかない場合もあります。それはミスとか技術不足だから…ということではなく、手の感触や肉眼、レントゲンでも分からない部分なのです。
 抜歯して標本を作り顕微鏡で拡大して初めて分かる枝も多くあります。
 そう言う部分があるとどうかというと、何事もなく歯が保たれることもあれば、そこに菌が残って年数の経過とともに炎症が起き骨が溶かされる…こともあるにはあります。
 困ったことに完璧に治療したぞと熟練の先生が思っても、術後不良は何パーセントかはあり得るのです。
>>「先端まで薬が充填されていないと、後々炎症がおき、骨が溶ける
可能性が高い」というような内容…
 の意見も確かにそれはそうですが、かといって届いていないから絶対駄目だとは言えないし事実何事もなく予後良好のこともあります。届いていても駄目なときもあります。
 当院も若い女医さんがいますが、開通しない場合は年のため私がやってみます。結局開かないまま根充と言うこともあります。私なら開けられる場合もあります。
 
 他の先生なら開通できるのか、やっぱり駄目なのか、そのままでも何事もないのか、そうでないのか…それは分かりませんが、確率で言えば予後不良は少ないと思います。
  今後どうすれば良いかですが、定期検診時にその部位のレントゲンを撮ることです。異常なければ良し、もし、病変がある場合は再治療です。前回狭窄だったのに後で治療できるのか…というと出来ることもあります。骨まで菌が達した場合、その途中でも虫歯が出来、狭窄していた根管も軟らかくなってむしろ開通できる状況になることもあります。
 それが出来ない場合は外科的療法になります。




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