Re: 歯科における感染予防について


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投稿者 長谷川千尋 日時 2003 年 9 月 07 日 19:53:43

回答先: 歯科における感染予防について 投稿者 のりこ 日時 2003 年 8 月 31 日 21:31:45


 医院によって、いろいろあるのですね。

 先輩歯科衛生士としては、感染云々のことより指示に素直に従わないことの方が問題なのではないでしょうか?仮にグローブをしたときとそうでないときと比べて外したときの方が良いという研究があったとしても(無いような気がしますが)、それを言っても解決にはならないと思います。
 今していることは先生の指示なのではないですか?だとしたら先生に聞いてみるのが良いと思います。
 グローブをしていると綿栓は巻きにくいです。素手の方がきちんと巻けます。でも、感染のことを置いておいても面倒ですね、何となく。そのまま今の方法を認めて且つ感染しないようにするには、グローブをはめる前に手術室並の手洗いをしてはめれば、中で汗ばんでも菌はいないことになります。でも、取ったりはめたりするときにどこか表面を触る可能性があります。

 巻いた綿栓は炎にかざしてから薬液につけたり乾燥に使ったりすると思いますが、それではごく表面しか菌を殺せません。だとしたら巻く前にアルコールで指を消毒して巻くと良いと思いますが、その場合は効率で言えばグローブをしたままの方が良いと思います。
アルコールで全部の菌は殺せませんがそのあと根管に薬剤を入れますし、グローブはその患者さんの前に清潔にしてあるとすれば、僅かにいる菌はその患者さんのものですから交差感染はしません。綿栓に薬剤を付けるのならそれで殺菌できますし。

 ところで手を洗わずに寒天培地に触って培養したときと少し洗って培養したときは、少し洗って培養したときの方が菌の量はかなり多いのです。それは洗うと指紋の奥の菌が表面に出てくるから…なのです。もっとしっかり洗えばもちろんその方が少ないか無くなるはずですが。グローブの表面は指紋がありませんから表面積は素手よりかなり少ないと思います。ということは、簡単に消毒薬で清拭したときにはグローブの方が菌が減るのではないか?という気はします。
 もし、理屈で返すのであれば、グローブの表面の方が消毒しやすいと思われます。

 もっと良い方法としては、あらかじめ綿栓を巻いたブローチをたくさん用意しておき、先生が次々使えばいいのです。その綿栓は清潔な手で巻いて殺菌灯の中に入れておけば良いです。ブローチが少なければ買わないといけませんがそれほど大きな出費ではないと思います。
 あるいは既製のペーパーポイントを使用すれば良いです。根管に合わせて種類がありますから大きすぎたり細すぎたりすることがありません。コストはこちらの方がかかるかも知れません。
 根管治療はずっと患者さんが口を開けているので効率よく早く終了したいものです。変な部分で時間を掛けたくありません。感染防止と効率を考えると今書いた2つの方法が良いと思います。
 私の場合は、ペーパーポイントを使うか、綿栓の場合は自分で巻きます。根管の大きさに合うような太さに巻くにはその都度自分で巻いた方が良いと思います。他の人に巻いてもらうと太すぎたりするからです。グローブはしたままアルコールや超酸性水で指を拭いてから巻きます。

 先生が「慣れ」でしていることでも、スタッフからよりよい提案があれば改善していくのが良い医院環境であると思います。うちでは毎日午後の診療の前に数分のミーティングをして、無理にでも提案を出させます。一人ひとり順番に。スタッフはいつも改善点がないか考えなくてはなりません。改善点というものはいつも探していないと見つけられないものですから。

 もし、先輩をやり込めることが出来たとしても解決にはなりません。今の医院が現状を良しとしているのなら、ほかにあまり不満なくまだ勤務したいのなら指示に従うことも必要かも知れません。


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