Re: 前歯が欠けてしまいました。


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投稿者 長谷川千尋 日時 2002 年 12 月 21 日 13:45:32

回答先: Re: 前歯が欠けてしまいました。 投稿者 きょうこ 日時 2002 年 12 月 17 日 10:22:48


差し歯ないし被せる冠(混同して用いられますが、ひとまず差し歯と呼びます)は削る量が多いことがデメリットになります。しかし、同時にそれは必要性のあることでもあるのです。
 ある程度虫歯が大きい場合、その部分だけ削って詰める方法では、噛むという衝撃により早期に脱落してしまいます。衝撃に耐えうるには余分に切削してでも維持できるような陥合する形態にしなければなりません。
 その基本は差し歯だけでなく詰め物の場合も言えます。

 詰めるだけで良いか被せるかは、虫歯の大きさに因りますが、デジタルの世界のように明確にどちらかに選択できるとは限りません。どちらにでも選択しうる境目の部分もあります。
 その場合、直ぐ取れて印象を悪くするのは何だから被せておこう…と考えるか、削る量が少ない方が良いのだからもし程なく取れたら差し歯も止む無しと考えてください、という情報を与えて詰める方向で行くかは先生の考え方や患者さんの考え方に因ります。
 たとえ後者をお薦めしても、ひょっとすると短期間に取れる可能性があるならそんなのは嫌だから最初から差し歯にしておいて下さい…と患者さんが言う場合もあるでしょう。
 
  被せると境目は歯茎に隠れる部分になります。次に虫歯になるとしたらその部分なので気づきにくい場合があります。神経を取ってあると余計に気づきにくいです。また、表側の場合は、だんだん年齢や歯周病で歯茎が下がってきたりすると
境目が見えてくる場合があります。
  デメリットと言って良いかどうか分かりませんが、虫歯についてはよく管理をし、定期検診もして対応することですし、縁の部分は材質や形態を考慮すればよいと思います。


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