環境ホルモンの心配はありません


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投稿者 長谷川千尋 日時 2002 年 11 月 22 日 00:11:00

回答先: 環境ホルモン溶出? 投稿者 psychic7 日時 2002 年 11 月 15 日 04:49:08

まず、環境ホルモンですが、4〜5年くらい前でしたか、NHKが樹脂材料から溶け出るという研究を紹介して、すでにメス化する自然…などで話題になっていたので、歯科業界では大変なことになった…と話題になりました。
 国会質問でも取り上げられました。
 結局のところ、普通に使用して体内で溶け出ることはない、という結論の研究が続けて出て、最初の研究には方法も問題点がある、ということで、世界的に安全であるという結論になっています。
 その後も週刊誌でも繰り返し取り上げられていますが、週刊誌は購買を意識してわざと不安を掻き立てる表現をして惑わせています。
 いつだったか、条件をいろいろ変えていくと実験的には溶け出させることができる、という研究が出たときに、見出しだけあたかも歯科材料が危険というような意味で出して中身を読んでいくと、安全である、という当の研究者のコメントが出ていたりしました。
 また、昨年…じゃない今年か、阪大の研究で溶け出させる方法が発表されたときに、一般紙が報じ、阪大の当の研究者が誤解ないようにと異例の安全宣言のコメントを出しました。
 しかし、新聞は時々卑怯で、よくあることですが間違いがあっても隅に小さくしかお詫びの記事は出しません。最初の記事は頭に残っても訂正は目に付かないのです。この件については侘びすら出ていないと思います。
 実験で溶け出た、ということと口腔内で危険だということは違うのです。
 
 歯科の樹脂材料については、環境影響には日米より厳しいヨーロッパでも安全と言われていますから、大丈夫である、といって良いです。

 あと、アトピーがあることと金属のアレルギーもまた別問題です。
 アトピーの原因はいろいろ挙げられていて、金属が関連していることもあるにはあると思います。金属アレルギーであるかどうかは医学的にきちんと調べることができます。
 歯科の大学病院などにいってきちんと調べてもらう必要があります。皮膚科やアレルギー科に行っても、歯科の金属が分からないのでだめな事も多いです。金属にアレルギーがあって、そしてその金属が口の中にあって始めて歯科金属のアレルギーなのです。
 もし、Aという金属がクロとなっても、口の中になくて指輪やネックレスが該当することもあるのです。
  金属アレルギーが出なければアトピーはそれが原因ではないのです。

 いろいろな情報を気にして勝手に金属などを悪者にするのは濡れ衣というものです。
 金属アレルギーがメタルボンド冠の金属に反応すれば、どんな高価な金属でもアレルギーは起きます。金は比較的なりにくいとは言うものの、金のアレルギーもあります。 

 アレルギーを気にされるのなら、キヤスタブルセラミックも、それをつけるセメントも調べる必要があります。アレルギーは何にでも起き得るのです。セラミックは一応ほとんどないようではありますが。プラスチックのアレルギーもあります。

 セラミック材料はいろいろなメーカーから出ています。それぞれ特徴がありますが、金属を使わないほうが見た目もより自然観に近づけられるということが利点です。歯茎と接触する部分が経時的に黒っぽくならないこともそうです。欠点は割高であること、削る量がわずかに増すこと、ブリッジはできないこともある、などです。

 仮歯が破損した場合、根の治療の状態にもよります。
 根管充填してあれば、密封されているので根管治療はしなくても良いです。根管充填がされていなくて(貼薬のみ)の場合は少し根管治療をしてから仮歯を入れます。



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