Re: 妊娠とアマルガム


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投稿者 長谷川千尋 日時 2002 年 9 月 01 日 10:26:25

回答先: 妊娠とアマルガム 投稿者 なかじま 日時 2002 年 8 月 26 日 22:30:29

原因が不明、ということですが、いくつも可能性があるのではなく、歯周病からか、虫歯からか菌の侵入によって膿んで腫れてきたのです。一番奥の方の場合は親不知かも知れません。
 但し、妊娠中はホルモンのバランスが変わり、歯茎が普段より腫れやすい、という背景はあります。

 腫れると歯が浮いて強くぶつかるようになり、余計に炎症を助長しますから少しだけ歯を削ることも良くあります。

 そのテレビは私は見ていないので、どの程度の表現だったか分かりませんが、どんなものでもそうですがすべての人に重大な影響を目に見えて直ぐ及ぼす、と言うことではないはずです。
 身体に良い、と人気の司会者が紹介した商品が店頭から無くなる、ということは良くあるようですが、それで直ぐ病気が良くなりますか?何十年と続ければ実感が無くても統計的に何か出てくる…という程度が多いでしょう、きっと。
 ダイエットできる、というもので万人が認める食品はあるでしょうか?
 もちろん効いた人もあるでしょう。でもどちらかというと効かない人の方が多いはずです。
 逆に、悪い方ですが、金属アレルギーなどで大変な状態になる方はありますが、それを見て歯の詰め物は直ぐ取ろう…と思う人は時々いますが、自分のアクセサリーを全部捨てようとか、今後一切小銭を触るのはよそう…とは思わないのです。
 それらは一部の人である、と考えているからだと思いますがいかがでしょう?

 身体の中に入るものはいわゆる薬でなくとも薬事法で厳格に定められています。
 歯に詰める金属も該当し、ちょっと削りくずを飲み込んだら重大な悪影響があるとすれば、そんなものは危なくて使うはずがありません。

 不安ばかり煽って終わるテレビ番組の方がよほど身体に悪いように思います。
 もし、そのテレビを見なければ、体調が良くなくても悪阻のせいだわ…くらいで済んだのではないでしょうか?悶々とすればするほど自分で自分の体調を悪化させてしまいます。
 削ったものがアマルガムだったかどうか分かりませんが、仮にそうだったとしても決して心配する必要はない、と私は思います。
 アマルガムの場合は、水銀のことを言われていたと思いますが、公害病で有名な水俣病は大量に<有機>水銀が長い間に魚介類から摂取されたために起きたものです。有機とは炭素化合物のことですから私たちの身体自身とくっつきやすくなかなか排出もされません。
 アマルガムは<無機>水銀でありまた、化合物となっていますから水銀そのものではないのです。食塩は塩化ナトリウムですが塩素が付いているからと言って塩素消毒剤のように身体に取り込むと毒かというとそうではなく栄養として無くてはならないものです。よって、アマルガムは水銀ではない、とも言えます。
 しかし、摩耗したり溶け出したりして取り込んだ場合に水銀に戻ることもあるようです。ではそれが体内にはっきりと分かるように沈着しているかというと多くの研究では、自然に食物から取り込む以上は無く、また明確な異常作用も認められない、というものです。
 よって安全、ということで今も使用されています。
 アマルガムで病気になった、と訴えても科学的データによって裁判では負けるでしょう。
 しかし…
 それは現代医学でまだ分からないだけであって、実際には悪影響はある、とも言われます。電磁波、食品添加物、遺伝子組み換え食品等々と同じです。

 よって私自身はアマルガムは使わないようにしています。
 見ていないその番組も多分、間違ったことばかりではないだろう…と思います。
 でも複雑な説明を患者さんにいちいち出来ませんし、健康な方も多く、他院で詰めたアマルガムを虫歯でない限り直ぐ取ることはしていません。

  アマルガムでなく金パラと言っている保険の金属も、ある方面で有名な方が大変危険だ…とも言われてそういう本も出ています。
 ひょっとするとそうなのかも知れません。未来にはもっと良いものが出てくるかも知れません。
 しかし、今の生活の中で直ぐに排除できないものは仕方ありません。
 そしてどんなものでも小量で強い異常は無いはずですから、過度な反応はせず冷静に考えるべきです。メディアに流れる情報は正しいものばかりではありません。大新聞の記事も含めて。若い頃は正しいことと思いこんでいましたが…

 そして、もっと目に見える部分から注意して欲しいと思います。
 もし、ご主人が煙草を吸われていたら、その方がもっと危ないです。
 
 また、妊娠中に歯周病があると、早産の可能性が7倍くらいになるそうです。これは確たる統計データとして出ています(過去ログ2000/6/9)。ただし、これも過度に反応すべきではない、と思いますが。
歯茎の状態を良い方向にすべく暫く通院することは良いことと思います。



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