Re: 差し歯のことで迷っています


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投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 12 月 27 日 18:19:30

回答先: 差し歯のことで迷っています 投稿者 りな 日時 2001 年 12 月 25 日 00:42:13

  どこまでを望むか?に因ると思います。
  現時点で出来る、最高に綺麗なレベルにするか、ある程度で良いのか、そして求めるレベルとかかる費用をも考える必要があります。

 そこまでしなくても…と他人が思ってもその方が望むのならそれが最もいい選択ですし、もっと綺麗に出来るのに…と思っても、その前段階で満足あるいは費用の問題でそのあたりまで…と言うこともあるでしょう。

  最も簡単に済ますのでしたら、レーザーのホワイトニングが出来るのでしたら、それだけでも良いと思うのです。ホワイトニングだけでは経時的に戻るので、その期間がある程度許容出来る範囲なら、再びホワイトニングを繰り返せば良いと思います。
 ホワイトニングをしてみて余り効果が無いようなら被せれば良いです。

 差し歯の方がいいのならホワイトニングなどせず最初から差し歯にすれば良いのです。どのみち削って被せてしまうのですから。変色の2本が、詰め物などもありホワイトニングでもややまだらが残ると思われるのなら、そしてホワイトニングで駄目だったら冠へとなると両方の費用がかかりますから、最初から2本被せる…という選択肢もあります。
 オールセラミック冠なら、かなり自然に近く綺麗に出来ます。よくあるメタルボンド冠ですと、裏に金属があるのでプロである我々にはすぐ人工物と言うことは分かります。でも、セラミックのみの冠であると近くでのぞき込めば分かっても、一見しただけでは分からないほど綺麗です。

 土台の歯が非常に黒ずんでいると、その色が透けて冠にも出てしまう可能性もあり、そのために最初に少しホワイトニングをする…というなら分かります。

 右の有髄の歯の形も少し治した方が良い場合も、被せる以外に、カウンタリングという方法もあります。角を削って丸みを持たせたり、逆に丸いところを削って角張らせるたり、とにかく僅かに削って形態を整える技術です。余りなじみがありませんが、審美の先進国アメリカの審美歯科の本にも出ていました。
 歯を余り削られたくないというのは誰でもどこの国の人でも思うことです。
 被せた方が形態は整うとしても、削る量が僅かで済み、完璧でなくても概ね綺麗なら良い…という方にはそのニーズにあう選択肢も用意するのです。

 2本だけ被せると有髄歯と少し違うことがあったとしても、それが僅かであってさほど分からないのであればそれでも良いと私も思います。
 そして、隣の天然歯にそっくりに作って入れる技術があってこそ審美歯科なのではないでしょうか?2本だけ入れたら有髄歯との違いが素人にもすぐ分かるような 作り方では審美歯科とは言えません。
 見ていないので勝手な判断はいけないとは思いますが、我々は歯を削るし抜歯もしますが、それは病気の部分をやむなく除去するためであり、やはり歯を口を噛み合わせを守ることが仕事だと思うのです。
 なるだけ手を加えることの少ない選択肢が良い…というのが私の思いですが、それでも患者さんの希望により治療法は変えます。

 2つか3つの選択肢を提示していただいて、その中から選ぶとか、削りたくない…という思いが強ければ、どんなお勧めがあろうと自身の要求を通せば良いと思います。患者さんの要求の中で最前の治療をするのが良い歯科医と思います。



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