Re: 神経を抜いた歯の根っこの炎症は何故起きるのですか?


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投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 12 月 11 日 21:39:39

回答先: 神経を抜いた歯の根っこの炎症は何故起きるのですか? 投稿者 杉原 日時 2001 年 12 月 10 日 16:01:54

直接的には、口の中の常在菌が歯の根を通って根の先に病巣を作ります。
 どうして入っていくかは、いくつか考えられます。
 何度か書いていますが、神経の管というのは本当は非常に複雑なので、枝の部分に僅かに菌が残ってしまう可能性もあります。それが長い間の根の方まで達する…というのが1つ。これは必ずしも神経の治療が不十分であった…と言うことではありません。少ない確率ですが、現在の治療法では起こりうる部分であるということです。
 また、強く噛みしめる癖がなくても、歯は毎日噛むという力を受けていますから、
噛む力によって冠と歯の間に少しずつ隙間が出来てしまったり、密封した薬も長い間には劣化して隙間が出来てだんだん菌が入っていく…ということもあります。
 縁の部分から虫歯が再発してももちろん入っていきます。

 もともと残りの歯質が脆弱であったり、食いしばりがあると、歯質が破折してその隙間から進入することもあります。中年以降の噛みしめの強い男性では、神経がある歯がある歯でもある日突然破折してしまう…と言ったこともたまにはあります。

 一旦菌が入ると、そのままでは完全には治りません。薬を飲んでも無理です。
 ただし、小康状態にはなります。薬で菌を減少させたり、何もしなくても、もともと身体には免疫力がありますから、ある程度膿を抑えることは出来ます。
 何もしなくて引いてきたのは、風邪が自然と治ることと同じです。医者に行かずに風邪が治っても別に不思議ではないでしょう?

 しかし、風邪と違うのは、そこに病的な歯があり自身の免疫力では排除出来ないので、疲れたりすればまた容易に痛み出す…という状況を残しているのです。

本来は杉原さんのような病状の場合は、根の治療をすぐするはずなのです。しかし、手を付けなかったのは、書かれているように、以前の治療時に既に弱くなっていた歯を今触ると今駄目になってしまう…良くない歯でもだましだましであればまだ暫く使用出来る可能性がある…という判断に立ったものと思います。

 気を付けることとしては、歯磨きをしっかりして周囲の細菌を減らしておくことや、体調不良にならないよう気を付けること、噛みしめをしないこと…などです。噛みしめだけでは腫れませんが、持続感染している歯に力が加われば助長因子にはなります。
 もし繰り返し腫れるのであれば、抜歯(半分抜歯も含む)も考えないといけないでしょう。



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