Re: 相談です


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投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 10 月 18 日 16:12:23

回答先: 相談です 投稿者 山田和恵 日時 2001 年 10 月 13 日 15:53:12


「今は何も出来ない…」の前に、いろいろ説明されたことがあるのではないか?
と思うのですが、そのあたりはどうなのでしょう?

 前歯の萌出は、だいたいに置いて永久歯は乳歯のやや中側から生えてきます。それ
は顎の骨の中で出来つつある時からそういう位置にあるからです。乳歯が抜けてから
永久歯のさきっぽが出てくる場合は余り心配されませんが、まだ、完全に抜けずにぐ
らぐらしたまま内側に出てくると心配されてつれてこられる場合はよくあります。
 乳歯の根の吸収が順調であれば、ぐらぐらしています。
 この場合は、自然と抜けるのをまず待ってもよいです。グラグラすることで食事に
差し支えるとか痛いとか言うことがあれば抜歯します。
 グラグラしていない場合で、永久歯が内側に出てきた場合は、歯並びへの悪影響の
可能性を考えてその乳歯を抜歯しておきます。

 生え始めの処置としてはひとまずここまでです。
 最初は内側にあっても、出て来るに従ってだんだん歯の列に入って来ることが多い
です。
 何故かというと、つばを飲み込んでみれば分かります。飲み込み動作の際は口を閉
じて噛み合わせて舌の先を上顎の前方に付けて、舌の付け根あたりを動かして飲み込
みます。これらのことを無意識に行っています。何も食べていなくても自然と唾液が
出て普段も飲み込み動作はしています。
 前歯がやや内側にあると舌に当たって舌に押されて出てくるのです。

 しかし、舌の先が下顎あたりにある癖がある人は、上の歯を押す力が弱く内側に残
ってしまい反対咬合になってきます。
 今、この説明は最初の前歯のことで説明しています。もし、2本目の歯でしたら、
場所が足らないことで内側に残ってしまうことはしばしばあります。

 今後ですが、何もしなくてもちゃんと並んでくるかも知れないし、心配が現実にな
ることもあります。悪い方に行った場合は、矯正になります。
 
 悪い方に行かないような方法としては、食事・会話・運動時以外は口をいつも開け
ていることを止め、よく言われるように食物をよく噛んで食べるようにする事です。
ガムを左右均等に噛むことも良いです。噛んでいると唾液が出て歯をよく押すからで
す。
 子供さんに質問してみて下さい。もし、ゴクンと飲み込む時に舌先が下の歯の裏に
ある場合は、よく噛んでも反対咬合を助長してしまいますから、上顎に付けるように
訓練しないといけません。いつもそういう意識をすると共に、舌先をまくり上げて舌
の下の筋(舌小帯)を延ばすような練習を始終(一日に何十回となく)行うと良いで
す。
  もっと積極的に訓練するプログラムもありますし、歯列不正予防のマウスピース
も出てきていますが、まだほとんど普及はしていません。
  ひとまず、後段で書いたことを確認して見て下さい。

    ∞長谷川千尋♂♂
   健康な歯で幸せも噛みしめて
    はせがわ歯科医院
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