Re: 切端咬合かも?


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投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 8 月 23 日 18:00:33

回答先: 切端咬合かも? 投稿者 のすてぃも 日時 2001 年 8 月 21 日 13:27:40

あんまり、何でも気にしすぎない方が良いかも知れませんよ…

 歯並びは、成長時もそのごの経年的な変化も、歯に加わるいろいろな物理的な力に
左右されます。歯に加わるいろいろな力とは、噛む力、唇の力、舌の力、寝ている時
の頭の重みなどです。
 歯はもともと噛む方向に対して平行ではなく僅かに前方に傾いています。よって途
中が抜けたりすると倒れながら前方に寄ってきます。欠損歯がなくても後方からどん
どん押されるので長い間には列から僅かにはみ出ていた歯がもっと目立ってはみ出て
くる…といった現象があります。また、その場で回転するように動くこともありま
す。下の歯の中心あたりの歯は後から押されてきて挺出(飛び出してくること)もし
てきます。
 また、上の歯は下の歯の外側にあるため、噛む力によって開いてくるように移動す
ることもあります。
 口呼吸している人は前の方で支える力が少ないため、余計に出てきます。片方ばか
りで噛む人は左右のバランスも崩れてきます。うつぶせ寝だってりいつも同じ方向で
横向きので寝る人もそうです。頭は重いので下になった歯は頭の重みがかかって横か
ら押されるのです。枕が高かったり硬い場合は影響が大きいでしょう。
 食いしばり癖、歯ぎしりがあるとそれにも影響されます。
 また、飲み込み動作の際は舌の先で歯や顎を押しています。
 出っ歯の人は上の歯を押しすぎていることと下唇をはさんでしまう癖に由来しま
す。受け口の人は舌の先が下の歯の裏にいつもあり、下の歯を押してしまうのです。
 飲み込みの時の正しい舌の先の位置は切歯乳頭と言って、上の前歯の裏の中央の丸
い膨らみあたりで、自然とそこに付けて呑み込みをします。上下の歯には少し接する
だけ、強い力は上顎の骨に掛かります。
 切端咬合になってくる場合は、やや下の歯に舌が接する力が強いかも知れません。
何も食べてなくても自然と唾液が出ますから1分間に2〜3回は飲み込み動作をして
います。一日で3000回ほど押しているわけですから、結構な力になります。
 歯を横に動かすのに必要なワイヤーの強さは数十グラムです。
 顎のところに枕があって頭の重みが歯にどのくらいの横からの力になるかというと
何百グラム…ということです。舌の力も結構強いです。
 
 ただの加齢で変化するのではなく、このようなことで変わってきます。
 歯周病で歯槽骨が減るとこれらは顕著に現れます。
 また、口呼吸は歯周病を非常に進行させる一因です。歯周病に詳しい歯科医も、悪
化因子の背景の一つくらいにしか思っていないことも多いですが、これを止めると改
善の速度は速いです。ただ、止めるのはなかなか困難ですが。
 

    ∞長谷川千尋♂♂
   健康な歯で幸せも噛みしめて
    はせがわ歯科医院
 愛知県海部郡甚目寺町森下田室58−1
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