Re: 追記


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投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 8 月 05 日 12:15:06

回答先: 追記 投稿者 ミネコ 日時 2001 年 8 月 02 日 11:42:18


 スプリントは噛み合うことにより変位している下顎の位置を戻す作用があります。
 外せばたちまちもとの場所で噛むようになります。
 しかし、ある程度の時間填めていて、外して最初に噛む時には、噛み合う場所が違うような違和感が必ずあるはずです。そのときの、しっかり歯が噛み合わないが最初に歯が一部触れる位置が正しい位置ないし、それに近い位置です。

 その噛み合う位置を記録して咬合器に移して、それを参考に歯を移動していくのです。歯型を取っても、歯以外の動かない部分を基準として歯が移動していっても上顎は同じ位置に重ねられるような器械があります。
 そういう器械を用いて上顎が正しい歯の位置になってきたら、それにきちんと噛むように下の歯を並べていけば良いことになります。
 基準は上顎です。
 
 しかし、微妙に噛み合わない部分は出来てきます。なぜなら、今まで正しくない位置に歯があったわけですから、本来は毎日の噛む力で磨り減っていたであろう部分が磨り減っていないとか、本来は磨り減っていない部分が歯列不正なので磨り減っていたりとか、そういうことがありますから、最終的によく噛み合うように削って調整する必要があります。

 スプリントを入れて、初期のうちに大方の移動する位置が決まってきているので、あとは、そこに向けて矯正をしていきます。矯正していくうちにだんだん近づいていきます。
 スプリントを外したら戻ってしまって治療が逆戻りしてしまう…というわけではありませんから大丈夫です。
 噛み合わせを変化させる最終地点になる基準をスプリントに印記しておいて、そこに向かって移動しているかどうか確認するためにスプリントを入れている場合もあります。歯は噛み合っているので、噛み合わない方が歯は移動しやすく、そのためにスプリントを入れることもあります。

 食事の時もスプリントで噛まなくても良いのです。食事によって噛む位置が以前にもどってもまたスプリントを入れればすぐ変化すべき位置に持ってこれるのです。

 追記ですが、上の前歯は少し前方に出す必要があります。正しい位置のあたりまでです。奥歯が開いていても、前歯を歯の長軸方向に引っ込めるとか、奥歯が倒れていればそれを立てたり、出っ張らせたりすれば噛むところまで持ってこれます。



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