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投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 8 月 05 日 10:16:41
回答先: 銀歯や金歯について 投稿者 井田 光彦 日時 2001 年 7 月 29 日 17:41:44
持てば、10年20年、時に30年だって持つことはあります。 ただ、状況により差が非常に大きいのでなかなか一概には言えません。 同じ差し歯・冠を入れてももともとの歯の残っている量に差がありますし、その方の歯磨き・食生活の状況、噛む力の強さ、噛み合わせの状態、歯ぎしりや食いしばりのあるなし、力仕事や激しいスポーツをするかしないか、寝相、片方噛み癖、歯周病その他いろいろな要因が考えられます。 10年持てば、まずまず…という気持ちはあります。 5〜7年で取れても早く取れた…ということでもありません。 健康保険では今2年の「保証期間」があります。2年以内の再製は原則としてそのもの費用は無料になります。 日本のような保険制度のないアメリカでは、10年とか15年…と「保証」の期間も明確にするようです。高価ですし訴訟社会でもありますし。 安く安心して保険治療が受けられる日本では、やや持ちに不安があっても、患者さんも抜歯は控えたいし、持たせるだけ持たすか…ということで被せる場合もあります。そして、3年で駄目になっても、3年持ったし、まあ良いか…という気持ちにもなりますし、ひょっとして10年近く持てば非常よく持った…と言う判断も出来ます。 実際にそういう例はたまにあります。 しかし、持たない場合もあるわけで、安いからひとまず残そう…ということも選択肢としてあるのですが、自費の高い差し歯を入れる場合は、長く持つ確実性が高くないと困ります。1本数万の差し歯を入れるとすれば、最低10年は持って欲しいところです。アメリカでは、そういう治療しかありませんから、危ない場合はひっょとして持つかも知れない歯でも抜歯されていると思われます。 さて、ほとんどの方は意識していないでしょうが、歯という小さい体の器官には毎日毎日非常に大きな力が加わっているのです。 釘を打つことを考えてみましょう。釘を打つ金槌で、パソコンをたたいてみたら?床をたたいてみたら?コンクリートでさえ、少しですが傷が付くと思います。 ハンマーで打つような力を歯は毎日受けているのです。 歯には普通食べる時で10数キロ、思いっきり噛むとだいたいその人の体重くらい、若い強健な男性ではその倍も瞬間的に力が出るのです。そんな強大な力が小さな歯に掛かっているのです。 仮に虫歯もなにも出来なくても、毎日の力で接着剤が剥がれてやがて脱落することがあっても当然と言えば当然です。 そんな中、何年も持つように削る形を工夫して詰め物や冠が歯とよく嵌合するようにしてまた接着剤も特殊なものが使われています。 決して「取れやすい」ものではありません。
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