Re: 顎関節症と矯正について


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投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 7 月 28 日 02:18:31

回答先: 顎関節症と矯正について 投稿者 関本 洋子 日時 2001 年 7 月 22 日 22:08:58

まずは気を落ち着かせることが大切です。
 気が立っていては、肯定される言葉以外はすべて「悪」のように聞こえてくるもの
です。
 気持ちとしては当然のことで、怒りがこみ上げるのも無理はありません。それでも
敢えてよく考えて行動して欲しい、と私は思います。

 何でもそうですが、病状というものは順調に回復していくものばかりではありませ
ん。波があります。一時悪化と言うこともあります。そして、一時悪化することを完
全に予測することは出来ません。
 たまに少し顎が痛いとか、がくがくする感じが強まることはあっても全く開かなく
なって口腔外科へ走ることまでは考えなかったであろうと思います。
 口腔外科へ走ったわけですが、すぐ、その矯正歯科に行くことは出来なかったので
しょうか?
 矯正歯科でも何とかしてくれたかも…という気もしますが。
 何かあったらすぐ連絡してきてください…くらいのことは言われていたのではない
か?と思います。

 私自身の経験と照らし合わせて意見を述べますが、以前、お年寄りで、噛み合わせ
がかなり低くなっていた方で、少し噛み合わせを挙げるように被せものをしたことが
あります。
 次に来院された時にその方は、最近、年なのか、急に腕が上がらなくなってしまっ
た…と、こぼされました。水平くらいまでしか上がりませんでした。ひょっとして…
と思った私は、被せたものをある程度削り落として低くしてみました。すると、その
場で腕がまっすぐ上の方まで上がったのです。
 どのくらい噛み合わせを挙げるのが本当に良いかは基準が無く、なかなか難しい面
があります。気を付けたつもりでしたが、挙げすぎだったのです。その方はそのまま
当院にいらしたので私自身が対処出来たのです。
 もし、腕のことなので整形外科などに行かれて、噛み合わせではないか?と医者に
言われたとしたら、ひょっとして怒って私の所に来られたかも知れません。
 では何とか治します、と、そこで申し出ても、もっと悪くされてはかなわん!と言
われて怒っている状態ではさわらせてくれないでしょう。そして他院で被せを除去さ
れて治って私はその方にとってはとんだ藪医者になってしまう…そういう別の未来も
あったかも知れません。
 実際に藪医者になった例も書きますと、顎関節症でスプリントを入れた方で、入れ
た後楽になって来たので、安心していたところ、一次的に顎が引っかかって開きにく
くなったのです。その患者さんはすぐ来院して診て貰おうとしたところ、友人に、そ
れはやり方が悪かったんだよきっと、その歯医者は良くないよ、と言われて気が変わ
り、お金を返してくれ、と当院に電話されてきたのでした。診せてくれればすぐ何と
かする、と私は言ったのですがもう頭の中では友人の言葉で固まっていたので、来て
はいただけませんでした。でもお金も返しませんでした。

 後になってみれば何とでも言えるのです。

 やっぱり私こうなると思ったのよ!と後でたしなめる人は多いですが、事前に注意
してくれてその通りになることは案外ないと思います。

 矯正器具は、途中で破損することもあるし、矯正力での痛みも出うるし、顎関節症
の治療もするのですから、願わくばもうすこし具体例を言って、注意を促していてく
れれば、仮に口が開かなくなっても精神的な落ち込みは少なかったかも知れません。
 今ここで書いたことも後になってことなので何とでも言えるのです。

 書かれている文面をよく読むと、一週間経ってから突然…となっています。その突
然…というのはいつでしょうか?朝起きた時なのか、昼間か…
 一週間後ということが気にかかります。
 
寝相や、歯ぎしり・食いしばり、片噛み癖なども、歯列不正とともに顎関節症の素因
となります。そして疲れた時になどに急に発症したりします。

 衛生士が接着剤のようなものを盛り足し…と書いてありますが、接着剤は文字通り
接着するものですから、歯に詰めるようなプラスチック材料でしょうか?接着剤では
ないと思いますが。
 いずれにしても、矯正治療に関しては、衛生士の仕事としての制限は無いのです。
日本歯科衛生士会長が厚生省(当時)にどの程度まで補助的仕事をしても良いのか?
という問いに対して、衛生士の制度発足時は矯正の補助のことまで考慮していなかっ
たので文面としての制限は無いと言う回答でした。よって、節度を保って歯科医の監
視下ならしてはいけないと言うことは無いのです。
 よって、したこと自体は問題ではない…と言うことになります。
 衛生士がしようが歯科医がしようが責任は歯科医にあります。

 また、下の歯が上の歯の裏の器具にあたってしまう…ということは、(これも後に
なってからなので何とでも言えることですが)表につけた方が良かったのかも知れま
せん。そのような噛み合わせの方は、口の中の舌の入るスペースが狭く、頭に血が上
りやすい性格になります。

 一応、口が開かなくなってからのことをそのまま矯正歯科に伝えて、対応を見てみ
たら如何でしょうか?誠実な対応なら、気持ちを切り替えてそのまま任せても良いの
ではないか?と思います。
 多少は腹立たしく言っても仕方がないとは思いますが、矯正歯科医が、どういう対
応をするかしっかり観察する程度の冷静さは保っていた方がよいと思います。 

 

 

    ∞長谷川千尋♂♂
   健康な歯で幸せも噛みしめて
    はせがわ歯科医院
 愛知県海部郡甚目寺町森下田室58−1
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