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投稿者 長谷川千尋 日時 2001 年 7 月 10 日 11:19:58
回答先: 噛み合わせと健康について 投稿者 マルコ 日時 2001 年 6 月 27 日 11:39:44
遅くなり済みません。 5月6月は質問が非常に多く(この掲示板以外に直のメールや他サイトの質問もあ る)、さすがに息切れしてきまして、最近ペースダウンしてしまいました。 まず、いろいろな症状(不定愁訴)があって矯正を考えられているのなら、過去ロ グにもあるポール歯科矯正センターないし、一般臨床医矯正研究会の歯科医院での矯 正をお奨めします。 ポール歯科矯正センター 東京都豊島区南長崎6−1−1 03-3952-2249 http://www.tsukuba-shiken.co.jp/Default.htm 筑波総合歯研 で問い合わせしてみると近くの先生を紹介していただけます。 >>素人判断ですが、下顎が奥に(喉の方向へ) 引っ込んでいるため、下顎が喉を圧迫して 本来の気道が確保できずにいるのではないかとも 考えています。 これは大いに可能性があります。 >>実際に矯正治療によって 全身疾患(肩こり、腰痛、めまい、アレルギー、生理痛...等)が 改善したというような報告はあるのでしょうか? あります。 >>また、医学的、歯学的にも解明されているのでしょうか? 解明…とまでは行っていません。 それぞれの先生がそれぞれの説を出されています。 >>矯正専門医より一般歯科の歯医者さんの方が 噛み合わせと全身疾患について、よく考察されている方が 多いような気がするのは気のせいでしょうか? 私もそう思います。 さて、まず、指しゃぶりだけで、上顎前突にはなりません。矯正歯科医は多くが歯 列不正を遺伝に求めていますが、違うと思います。ほとんどが後天的な問題であると 思います。乳児の寝かせ方から、早すぎる離乳食、そのあたりからすでに歯列不正、 アレルギーの原因があるのです。 乳児の頃からうつぶせ寝していると、頭の重みで顔がつぶれて縦長の形になりま す。出っ歯になりやすくなるのです。乳児の時に十分おっぱいを吸っていないと、口 を閉じてしっかり噛むということが出来なくなります。おっぱいを吸う…と言います が、実は下顎を噛むように動かして搾り取っているのです。 母乳の時に自然の顎・舌の訓練が行き届かないと、指を使って練習し出すのです。 この回避にはオシャプリが適当です。 5歳くらいまでに止めていれば、それほど出っ歯にはならずに済みますが、永久歯が 生えてきてなおしていると永久歯も上顎前突になります。そのあと、そこに舌先や下 唇が挟まるような癖が付き(飲み込み動作時)、口呼吸で外側から抑える働きが欠如 するといよいよ固定化されます。 今、普通に矯正したとしても、呑み込むときの舌の正しい位置を知り口で息しない ことを厳密に直さなければ、またすこし後戻りします。舌や唇の力は大きいのです。 また、寝相がもしうつ伏せ傾向ないし横向きでも高い枕でしたら、寝方で顔が歪みま すから、その改善もいります。いつも片方ばかりで噛んでいるとそれにより左右的に も歪みます。 よく言われることですが、どんな分野でも専門的になりすぎて広く見る力がなくな っているのです。 鼻で息をせず、口呼吸になるといつも大量の外来のバクテリアに喉のリンパ組織が 晒されます。それで余計に免疫機能がやられてアレルギーになりやすい身体になって いるのです。直接の引き金は大気汚染だったり花粉だったりダニやカビだったりする のですが、口呼吸はその素地を作っているのです。 うつぶせ寝だと、寝ているときにも身体が捻られていて骨に余分なストレスを与 えていますので「骨休め」が十分とは言えません。6時間の短時間睡眠も骨休めが出 来ません。免疫の主役白血球は骨髄で出来るのです。寝ているときにしか造血はあり ません。栄養を運ぶ赤血球も含めて、短時間睡眠では血球の数は正常でもいつも古く なった血球が多く新しい血球が少ない状態になっているのです。 このようなことも頭に入れておく必要があります。 さて、追記の中のことですが、シークエンシャル咬合の講習会案内が盛んに歯科医 向け雑誌に出ていますが、学んだ知り合いの歯科医によるとなかなか良い…という回 答ではありましたが、私は詳細が分からないので省かせてもらいます。 バイオプレートという療法も、効果があるのならそれはそれでいいのではないか? と思います。100%と言うのも嘘ではないでしょうが、でも高価な方法に尻込みす る方や、口の中が敏感で長いことものを入れていられない…という方もあると思うの です。多分、その方法を受け入れた患者さんは100%治っているのでしょう。 学ばずにコメントするのはいけないかな…と思いつつ、過去にも質問がいくつか来 て調べたりしましたので言ってしまうと、すべての顎関節症がそれでしか治らないの では無いのです。他の方法で治らない顎関節症を治したような場合は、バイオプレー トはその方にとってはよく合った方法だったと思われますから良かったはずです。 でも、他の方法でも100%でなくても治ることも当然あります。どんな方法でも 治れば良いのです。 そして、なるだけ簡単にお金の負担なく治ればもっと良いはずです。 他の、健康保険で出来るスプリント(マウスピース)で治る患者さんの場合は、そ のスプリントが100%でなくてもその方にとっては保険のスプリントが適していた はずです。 私は、何も入れずに治すこともあります。軽度であれば、その患者さんの噛み癖を 治すように指示するだけです。それでその患者さんが指示通りにしてくれればそれで 済みます。針を一本打ったり、麻酔をして治したり(当然麻酔が覚めても痛みが引い ている)することもあります。その方の悩みを聞いてあげたら治ったこともありま す。 歯を僅かに削って治すこともあるし、もちろんスプリントが必要となることもあり ます。 保険で手軽に出来れば、バイオプレートが第一選択でも良いですが、そうでなけれ ば、納得できない人はバイオプレートを選択されませんから、100%の治療ではあ りません。 でもそれでしか治らない顎関節症なら、患者さんの福音となります。 最近は、矯正するのが最も良い場合…という例もある、と感じています。でもバイ オプレートよもっと費用はかかりますから、なかなか難しいです。ポール式で10の 症状のうち8が治るとしても他の方法ではせいぜい3〜5と言うこともあります。 どのみち矯正を考えられているのでしたら、そして歪みも治したいのでしたら、ポ ール矯正はお奨めです。 ∞長谷川千尋♂♂ 健康な歯で幸せも噛みしめて はせがわ歯科医院 愛知県海部郡甚目寺町森下田室58−1 Tel 052-441-1423 Fax 052-443-6082 http://www2.ecall.co.jp/dental.html e-mail ec2530@ecall.co.jp http://www.hasegawa.dental-town.com
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