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投稿者 長谷川千尋 日時 2007 年 9 月 13 日 15:50:45
回答先: アルゼンと母乳 投稿者 ゆり 日時 2007 年 9 月 10 日 13:52:40
まだ、アルゼンを<普段>使用する先生がいるのですね… 使用していけないわけではないのですが、現在は、麻酔薬のアレルギーがあるとか、麻酔が全く効かない場合、心疾患等でどうしても注射の麻酔が使用できない場合などに、やむを得ず厳重に注意して使用をするのみで、普段は麻酔注射による神経除去がほとんどだと思います。 授乳中でも、妊婦さんでも、です。 当院にもアルゼンはまだ置いてありますが…歯医者になって21年以上ですが、使ったのは1〜2回でしょうか… アルゼンは漏れさえしなければ、体内には入らないので問題はありません。でも、どんなにきちんと固めても絶対漏れないとは言えませんので、麻酔して神経を取る方法が確立して何十年も経っているので、今特別な場合以外に使用するのは、正直言いまして、いかがなものかと思います。 歯科医ひとりで一日に100人以上診るしかなかった時代、朝早くから歯科医院の前に行列が出来た時代の方法ですわね… …なので、余り手持ちの資料がないのです。 虫歯の形状・位置により、歯茎に漏れ出てきた場合は、神経を殺せる薬が付くわけですから、その場所の壊死が起きると思います。 体内に吸収された場合、微量とは言え、それで心配ないとは良い切れません。 アルゼンが吸収されて、人体で母乳にどのくらい出るかは調べられているかどうか分かりませんが、ヒ素が吸収された場合の症状がここに出ていました。 http://www.abeno-med.or.jp/abeno/res/hiso.htm それによると、母乳には移行しないと書かれています。これを見られたでしょうか。 ところが、 http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4291409A1026_1_05/ トリセノックスという白血病の薬があり、三酸化ヒ素なのですが、母乳に移行すると書かれています。ただ、こちらは最初から点滴で投与する薬であり、粘膜からの吸収と違うのかも知れません。 いずれにしても、アルゼンを使用しなければならないような身体の状態でないわけですから、敢えて心配のある薬を使用する必然性はありません。 その先生は、私はずっと使用してきて何事も起きていない…と言われるかも知れませんが、今の基準にする必要があります。虫歯の洪水の時代に頑張られてきた大先輩の先生だとは思うのですが… 尚、アルゼンを入れてうまく神経が死んでいなかった場合は、再度の使用ではなく、パラホルム製剤を使うべき…と専門書には書いてありました。2回目使わなくて良かったと思います。
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