Re: 根管治療後の痛みは??


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投稿者 長谷川千尋 日時 2007 年 6 月 28 日 21:47:14

回答先: 根管治療後の痛みは?? 投稿者 まりあ 日時 2007 年 6 月 27 日 11:46:46


 根管治療後…と書いてありますが、充填剤…とも書いてありますので、根管充填をした後…のことかとも思いましたが、一般的根管治療についてひとまず書きます。
 
根管治療の根管とは、歯の神経が入っている部分を指します。根管は歯の根の先に穴があり、歯冠(生えて見えている歯の部分)に上っています。
 虫歯が神経に達して神経の部分で炎症が起きると治癒は困難なので神経を除去します。除去は根の先、根管の入り口で行います。神経を取るとそこに傷が出来ます。神経を取ったのに何故痛いのか?と良く聞かれますが、取った後の傷の痛みはすぐ治らないので痛いわけです。
 ただし、最初神経を取った後はだいたいは余り痛みは出ません。治療前にひどく痛くてもうそのように引くこともあります。炎症が根管内に留まっていた場合は術後の痛みは少ないのです。

 しかし、神経を取る前から、炎症が根管内から周囲に波及しつつあるときの場合は、神経を取っても根の先から歯の周囲に波及して痛みが続くこともあります。「神経を取る前よりも痛い!」言われることもないではありません。

 神経の治療後被せてから年数が経って、再びその歯の痛みが出ることもあります。この場合は被せや根管に詰めた密封の薬を除去して再治療をします。年数が経って何故痛くなるかというと、残った歯室に虫歯が出来て根管を伝わり根の先に菌が達するとそこで炎症が起きて(膿が溜まり)痛みが出てきます。
 繰り返しますが歯の周囲には血管も神経もありますから痛みは出るのです。
 再び菌が入らないように密封したとしても、細菌はごく小さいですから、長い間には侵入することは良くあります。歯は噛むという衝撃を受けることが仕事ですから、衝撃の繰り返してきちんと被せたあってもだんだん隙間が出来てきてしまうこともあります。
 この場合、根管内部で要は虫歯が出来ていると分かりやすいです。見えない内部を簡単には削れませんから、器具で引っ掻いて綺麗にします。根管内から菌がいなくなれば、歯の周囲は自分の免疫が働いてだんだん治癒に向かいます。これが根管治療の目的です。
 治療中はやむなく根尖部を刺激してしまうこともあるし、菌の勢いが強いと(体力低下時など)膿やガスがたくさん排出され、痛みが強く出たり頬まで腫れてくることもあります。
 治療中は順調に治るとは限らず、波があり、痛みが引いたと思ったらぶり返してはまた引いて次第に治っていく…ということもあります。

 いつもいつも順調には行きません。

 前の治療時はこんなに痛まなかった、前の歯科医院ではこんなに痛まなかった、友達はこんなに痛いと入ってなかった…などなど、他の経験と比較されて不安になることもよくあると思いますが、いつもどの歯も誰の場合も同一と言うことはありませんから、他の場合と違っていたいことはあります。

 痛いときは、早めに見せて判断を仰いだり、薬を余分に貰ったり、自分自身も疲れを取るように務めるとか安静を保つなどの処置が必要です。




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