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投稿者 長谷川千尋 日時 2005 年 7 月 28 日 22:37:28
回答先: ファイバーコア 投稿者 にし 日時 2005 年 7 月 28 日 17:57:27
AとBでは、それぞれどんな特徴があり、自費ではどの様に有利か?については、担当医が分かりやすく説明をする必要があると思います。 分からないことを選択しろ…というのは無理な相談というものです。 保険の土台には2種類あります。金属を使用する場合(銀合金)と、セメントまたは樹脂(レジン)を使用する場合です。保険の中でどちらにするかは、残っている歯質の量によって概ね決まります。状況によってはどちらでも可能な場合もあります。 ファイバーコアに限らず、保険外の金属を土台とする場合でも、自費と言うことになります。土台が自費の場合は、自動的に上の冠も自費になります。保険の金属を使用したとしても土台が自費の場合は冠も自費です。 保険の土台がセメントやレジンで済む場合は、ファイバーコアの利点は少ないです。 保険かファイバーコアか…とした場合、保険の土台は銀合金とすると、ファイバーコアは利点が出てきます。 土台と冠を被せて年数が経つと、毎日の噛む力の繰り返しにより外れてくることがあります。そのとき冠と土台の間で外れることは非常に少なく、多くは土台と歯質の間で外れます。歯質も土台も硬いのですがそれぞれの弾性係数(力が加わったときのひずみの度合い)が違うので、歯質と土台の間で外れやすいのです。冠と土台の金属は違うのですが金属同士で弾性係数が似ているのでそこでは外れにくいです。 ファイバーコアというのは、グラスファイバーの芯とレジン(またはハイブリッドレジン)で作るコアのことで、歯質と良く接着させることが出来ます。それにより将来にわたって脱落しにくく出来ると考えられています。 また、完全に脱落するだけならまた付ければそれで済むのですが、多くは一挙に脱落はせず不完全に外れても表面上まだ脱落せずに付いている…と言う場合がよく見られます。すると隙間から菌が入っていって中で虫歯が広がります。 或いは不完全に外れている間に根が一部折れてしまう…と言う場合も経験します。脱落して再び付けてもらおうとそれを持って行っても、根がもう使い物にならず抜歯…ということもあります。 よって、接着性の強い材料を用いて外れにくくすれば、引いてはその歯の長持ちに繋がる…ということになります。外れるとしたら、冠とファイバーコアの間で外れる…と言うことになり、根の虫歯になりにくい…と言えます。 ただし、ファイバーコアはまだ近年出てきたばかりで実績が少ないと思います。 本当に金属土台より脱落しにくいかどうかは広く使われてみないと分からない(実験室で分析的に優れていたとしても)…という部分もあります。
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