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投稿者 長谷川千尋 日時 2005 年 4 月 19 日 22:24:26
回答先: 根管の治療 投稿者 るん 日時 2005 年 4 月 18 日 22:55:17
長期にわたって根管治療をして痛みが取れない…そして、レントゲン像ではさほど問題はないと言う場合、一旦治療は止めて仮歯などで様子を見たらどうかと思います。 痛みの程度が強い場合は、見切りを付けて抜歯することも必要ですが、普通にしていて痛くない…ということですから、根管治療を終えて被せてはどうかと思います。 その上で痛くなれば抜歯しても遅くはありません。根管を触りすぎ…ということも有り得ます。 歯茎が痛い…ということで一つ考えられるのは、歯の根を覆っている歯槽骨が一部なくなっていて、歯茎のすぐ下が骨でなくて歯の根が出ている状態(フェネストレーション)になっているかも知れません。 その先生が結論を出してくれないとすれば転院もやむを得ませんが、ひとまず、根充をして被せるという方向で頼んではどうでしょうか? 専門用語で難しいですが、 用語集から引っ張ってきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー フェネストレーション Fenestration 歯槽骨壁の欠損による歯根尖部歯槽骨の開窓をいう.すなわち歯根尖表面に骨壁がなく,直接結合組織(粘膜)が覆っているだけの状態で,解剖学的背景と関係する根管の根表開口状態の異常といえる.日本人には人種的にfenestrationが多発しやすいとされ,その発現頻度は上顎の犬歯で約29%,第一大臼歯で約16%,第一小臼歯で約14%に達すると報告されている. 臨床上の留意点としては,(1)骨の開窓fenestrationが存在する場合,生活歯であるにもかかわらず根尖を中心としたX 線透過像がみられるため,電気診により歯髄の生死を調べるとともに局所の触診(開窓した根尖を触れること)から鑑別する必要がある.また,(2)fenestration を有する歯の根管治療では術中のわずかな機械的刺激や化学的あるいは細菌性刺激が引き金なって急性発作を引き起こすことも少なくないので注意しなければならない. 日常臨床で原因不明の難治性根尖性歯周炎に遭遇した場合,その誘因のひとつとして根尖が歯槽骨外に突出したfenestrationの存在を考慮する必要がある.すなわち根管内の感染源が容易に根尖孔から溢出して結合組織(粘膜)の炎症を惹起して治療を長引かせることがある.fenestrationの的確な診断にComputed Tomo-graphy(CT)撮影が有用である場合もあるが,一般の歯科医院では利用しにくいのが現状である. 治療法としては,まず通法にしたがって根管治療を行う.しかし,歯肉に硬結様の腫瘤,いわゆる肉芽腫性炎を呈し,根尖部違和感が消失しないなどの臨床症状が続く場合,X線写真で根尖孔の位置を確認し,歯肉・粘膜を剥離して根尖部の掻爬,あるいは歯根端切除,逆根管充 を行う必要がある.外科的治療の予後は良好に経過する場合が多い.
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